英語でプレゼン 絶対食いつく5つのステップ

5 steps for presentation to grasp people’s mind.

皆さんこんにちは。一昨日、昨日と嫁が高熱でダウンしてしまいました。

子どもも幼稚園がお休み中。ここは私がすべて取り仕切らなけれなならない、ということで、会社お休みをいただきまして、家事やってました。

北海道こんな感じですからね、ありがたいことにすぐに休みをいただけまして。ごはんの支度から、子どもを寝かしつけるまで全部やってみました。これはいい思い出になる(笑)。

コロナはそんなに過敏になる必要もないという記事を読みましたが、やっぱり心配ですね。本当このままおかしな突然変異とかせずに、落ち着いて行ってくれるといいのですが。

さて、唐突ですが今回は、英語でプレゼンをしなくてはいけなくなったとき、どうやっていいのかわからない、という人向けに少しヒントを書いてみたいと思います。

題して、「英語でプレゼン 絶対食いつく5つのステップ」。5つの順序を踏むだけで、あなたのプレゼンの始め方が、劇的に変わってきますよ!

英語でプレゼン

どうも改めまして、Kusunoko-CIです。

英語でプレゼンの機会があるんですね! 最初は結構緊張しますよね。何言っていいんだかわからないとか。

私はプレゼンというよりは、トレーニングが主ですけれども、今も毎月そういう機会があります。以前はサウジアラビアで、Toast Masters Clubにも所属していました。これはもちろん訓練のため。これまで数え切れないほどのトレーニングを、そしてクラブコンテストの総合MCなども務めてまいりました。もちろんすべて英語ですよ

おかげさんで、今は英語でトレーニングするのも全く苦ではないです。元来おしゃべりと言いますか、話すのが好きだったのもあるとは思うのですが、トレーニングやってる時は本当に楽しいですね。でも昔はほんとイヤだったんです。

でも、これもちょっとしたコツなんですよ。知ってるか知らないかで変わってくる。やみくもにやってもダメなんです。コツを知って、その流れをうまく利用してあげるだけなんです。それだけで、説得力が全く変わってくるんですよ。ぜひ知っておきたいですよね!

たったの5つのStepです。こんな感じ↓

  • Step. 1 緊張していると思わせない
  • Step. 2 聞く価値があることを示す
  • Step. 3 プレゼンの魅力の「サマリー」
  • Step. 4 目次を「見せる」
  • Step. 5 問題を代弁し、理解していることを示す

今もしかしたらプレッシャーに押しつぶされそうな、あるいはどこから手を付けていいのかわからなくて、悶々とされているかもしれませんね。でも大丈夫

ここに書いてあることをちょっと実践するだけで、本当にいい感じになりますから、ぜひ読んでみてください。そして実践して下さい。小さなステップですが、大きな成果をもたらす。人の心理をうまくついた方法論。努力が最大の効果を発揮するやり方です!

慣れれば、あなたも英語でプレゼンエキスパートですよ

英語でプレゼン 始まり

ということで、どんな風に始めるのか早速見ていきましょう。たったの5 Stepsです。

Step. 1 緊張していると思わせない

これは英語だろうと日本語だろうと、関係ないですよね。

ガッチガチに緊張している人、自信なさげに話す人、やっぱり残念だけど、「プレゼンの中身までしょぼく見える」という法則があります。

そのために、いろいろ方法はあると思うんですが、

  • 練習すること
  • チャレンジ反応を知っておくこと

練習は、20回はやってください。言うべきことをすべてかむことなく言えるようになるまで、何も見ないで言えるようになるまでしっかり練習しましょう。

そしてビデオを撮って見直してみてください。全体に落ち着いて見えるか、手の動きは、間の取り方、流れるリズムはどうかなど、客観的に見て繰り返し練習すれば、相当違った結果が得られます。これは絶対やってください。

そしてチャレンジ反応は以前もお話ししましたが、緊張があなたを助けるために働いていることを知るだけで、あなたのパフォーマンスがガラッと変わってきます。下の記事、ぜひ読んでみてください。

そして、細かいことなんですが、自己紹介の時、「Hi my name is ○○」、のこの○○(お名前)の言いきり方で、トーンを下げてください。つまり「Hi my name is ○○?」という感じにならないように。

これ試してみるとわかるんですが、”?”を聞くと、なんだか浮足立ってるような、自信のなさが漂います。下げるとあら不思議、自己紹介からなんとなく自信にあふれているように聞こえるんです。おすすめですよ!

Step. 2 聞く価値があることを示す

なぜこのプレゼンを聞かなくてはいけないのか、彼らは半信半疑です。トレーニングも一緒ですが、「この人の言うことは聞く価値があるのか?」ということを聴衆は見極めたい。

なので、このプレゼンをする資格や経験が十分にあることをしっかり伝えましょう。

私の場合でいえば、

「I had been working at Toyota Saudi Arabia for 7 years. I used to belong to Kaizen department there and taking care of Kaizen project support as well as training of these kind of Kaizen tools and system」

もうこれで十分です。聞いてみようと思う。

とにかく何でもいいのです。あなたが何か聞くに値する人間であることをアピールしましょう。

Step. 3 プレゼンの魅力の「サマリー」

あなたに資格があることがわかると、人は「聞いてみようかな」、という気持ちに傾き始めます。

そこで必要なのが、これからあなたが話すことが、どれだけ皆さんに有益かということのアピール。

私の場合でいえば、

「We usually having a lot of problems at Gemba but we don’t know which to be prioritized. Today I’m gonna explain about one of the most effective tools for visualization of your process to prioritize your issues」

こんな感じです。

このプレゼン聞いたら、ハッピーになれそう」と思わせてください。

Step. 4 目次を「見せる」

ここで、PPTのスライドを目次ページにかえます。

何について話すのか。プレゼンであれば「課題→原因→解決策→効果」というPPTの流れが一般的かと思いますが、これに即した目次構成。英語ではAgenda。

ただし、ここで注意しておいてほしいのが、スライドは読まないということです。

これは何も目次だけの話ではなく、全体を通して言えることですが、まずいプレゼンの典型例が、いっぱい文章を書いてそれを読んでいるだけという。

これはもう、観客は即、席を立っていなくなってしまう。そんなレベルです。

今回はプレゼンの始め方のお話しなんで、あんまりプレゼンそのもの書き方には触れませんが、これは覚えておいてください。

なので、Step.1でも言った、練習が必要なんですね。

Step. 5 問題を代弁し、理解していることを示す

そして最後に、観客の抱えている問題を代弁して、このままではいけない、だからここにいるんだ、というような気持ちを持たせてあげて下さい。

あるいは、ここに来たのは、もっとハッピーになれると思ったからだ、と確認させてあげましょう。

そうすることで、「この人は私の抱えている問題を理解している」と思ってもらえます。そして、「こんなにわかっている人の話なら、最後まで聞いてみようじゃないか」とか思ってくれるのです。

私の場合でいえば、

「I believe you know you have to solve the problems asap, but you don’t know how to share them with your team and allocate the limited resource, right?

In many cases that I’ve seen, leaders are stuck in the pile of issues, chasing many complaints from customers and even from their team members, like a fire fighting, not solving the root cause. And the worst scenario, customer fed up with it and left them unfortunately.

You want to avoid this kind of dismal consequences, am I right?」

とかこんな感じですね。

そして、いよいよ、「Let us start our topic today…」とか言って、本編のスタートです。

ここまで2分以内で話し切ります。

今測ったらこれらをすべて言い切るのに、私の場合は1分38秒かかりました。

トータルで何分あるのかはわかりませんが、この2分弱をこのような流れできちんと投資するだけで、あなたが得るReturnが大きく変わってきます。

練習して、そして試してみてくださいね!

 

まとめ

さていかがでしたでしょうか。

英語でプレゼン。始め方編でした。

大丈夫、なんとかなります。今ここで行ったことをもとにして、まずはワードで書きましょう、あなたのストーリーを。

それから、パワポです。

間違ってもパワポからスタートしないように。

あとは練習してください。これは誰も代わってあげられませんから。そして、栄光を掴んでください。

ちなみに、冒頭の「英語でプレゼン」の項、気づかれましたか? 今回説明した5つのステップで書いてます。今あなたがここまで読んだということは、文章であってもそこそこ効果があるということですよね。

自信に満ちた言葉で伝えたら、どれだけ効果があるか。

大丈夫、できますよ!

今日も読んでいただき、ありがとうございました! 身体に気を付けて、プレゼン頑張ってください!

では!