なぜなぜ分析は「打たれ弱さ」にどこまで有効か

Is 5-whys effective for mental weakness?

皆さんこんにちは、「打たれ弱い」ことを公言してやまないKusunoko-CIです。このブログでも何度もお伝えしてきましたが、私「打たれ弱い」です。本当に時々自分でも、そんな自分が嫌になりすぎて、憤怒してみたり、変わると宣言してみたり、ぐったり疲れてしょげてしまったりと忙しい毎日を送っております。いやおりました。最近だいぶ変わりつつある(と信じたい)。

そこで今回は、この「打たれ弱い」という現状に、トヨタの「なぜなぜ」を適用したらどうなるかを考えてみました。なんか同じような境遇にある方に、少しでも有益だったらうれしいのですが。少なくともなぜなぜ手法は覚えてしまいましょう!

なぜなぜ分析 トヨタ

よく言世話になっているKaizen Baseさんのところではこのなぜなぜ分析はどう説明されているのか見てみましょう。

なぜなぜ分析とは、「問題をただ処置するだけではなく、「なぜ」を繰り返し、問題を深堀して、根本原因を対策することで再発を防ぐ考え方」のことを言います。

英語で言うと「Root Cause Analysis, RCA」です。

なぜなぜ分析は、もともとトヨタ自動車の問題解決の考え方から生まれたもので、今では世界的に活用されている分析手法です。

「5なぜ分析」、漢字で表記した「何故何故分析」、「5なぜの法則」と呼ぶこともありますが、同じ考え方として使われます

はい、異論はないです。問題には本当の原因「Root cause」というものがありまして、これを正さない限り、その問題は何度でも繰り返されてしまう、ということがわかっています。

例えば、なんだかよくわからないけどいつも同じ場所をけがして、血が出てる。血を止めておこうというのは、とりあえず必要なそしてとても大事な措置ですが、根本にある「なぜ同じ場所ばかりけがをしてしまうのか」が解決されない限り、延々とけがをして血を流し続けることになってしまいますよね。

なぜなぜ5回などという言い方もされていますが、これも「7つのムダ」同様、数にあんまり意味はないです。もしかしたら3回で真因にたどり着くこともあるかもしれないし、100回必要なことだってあるかもしれない。大事なことは5回やったとかではなくて、根本の原因を発見してそれを正すことで、問題をもとから断つということにあります。

なぜなぜ分析 コツ

Therefor

「なぜそれが起きたのか」、なぜならそこに「これこれこういう理由があったから」と掘り下げていくことは、まぁそう難しくないかと思います。ただその「なぜ」と「なぜなら」が、論理的につながってないと意味ないですよね。なのでもし出てきたなぜなぜ分析に自信がなかったら、見つけたと思う真因を、下から上に順に辿ってみてください。そして今度は「なぜ」と問うのではなく、「(理由)だったので、こうなった(起きたこと)」と反対の流れを見直してみるのです。「Therefore(であるがゆえに、だったので)分析」などといわれることもあります。

人は責めない

これも結構陥りがちなのですが、間違っても「誰誰が注意力散漫だったから」とか、「○○に技術的に劣ったところがあるから」とかそういう方向に行かないでください。それはただのいじめになってしまいます。もちろん注意力が散漫になったこともあったでしょうし、熟練度が足りないこともあるかもしれませんが、そうした状況を作り出してしまった環境やシステムに問題がったのであって、その人個人が悪いわけではない

もちろんやれることをやらないとか、あきらかな職務怠慢や手抜きがあるというならそれはまた別の問題で、厳しく叱責されなくてはいけませんが、真因が「すべて私の不徳の致すところ」みたいな方向へ行かないようには注してくださいね。あくまで事象を捉えていくことです。

まして今お話しているのは、自分の性格や考え方にまつわる問題ですから、「自分が弱いからだ」というのは絶対してはいけません。それは結局またあなたを間違って責めているにすぎませんから。そうなっている理由を探すのです。

「なぜなぜ」打たれ弱い?

さて、前置きが長くなってしまいましたが、私自身の打たれ弱さを、今回本格的に初めて「なぜなぜ分析」してみました。どうなっているでしょうか?

打たれ弱い分析 なぜなぜ

スタート!「なぜ打たれ弱いのか?」

 言われたことが心に突き刺さるから

なぜ、言われたことが心に突き刺さるのか?

 真面目に、言われたことを真剣に受け止めるから

なぜ、真面目に、言われたことを真剣に受け止めるのか?

 他人の言うことはとても重要だと思っているから

なぜ、他人の言うことはとても重要だと思っているのか?

 他人からの評価やコメントは自分自身の評価より優位にあるから

なぜ、他人からの評価・コメントは自分自身の評価より優位にあるのか?

 自分自身を信じきれておらず、他者に判断をゆだねようとしているから

なぜ、自分自身を信じず、他者に判断をゆだねようとするのか?

 誇れるほどの成功体験がないと感じるから 、長く続けて来たこともそんなにないから

なぜ、誇れるほどの成功体験がないと思うのか 、長く続けて来たこともそんなにないと感じるのか?

 世の中にはもっとすごい人いっぱいいるので、自分のやってきたことなど取るに足らないと思ってしまうから

なぜ、世の中にはもっとすごい人いっぱいで、自分のやってきたことなど取るに足らないと思うのか?

 他人と自分を比較しているから

なぜ、他人と自分を比較するのか?

 比較対象として 目の前にあって とてもわかりやすいから

なぜ、比較対象として目の前にあってとてもわかりやすいものにとびついてしまうのか

  ほかに比較するべき対象や、適切な計測方法を考えてみたことがないから

こんな感じになりました。おそらくこの「ほかに比較するべき対象や、適切な計測方法を考えてみたことがないから」以上は、もう深堀り出来ないような気がします。

つまり私にとって、打たれ弱いことの真因は「ほかに比較するべき対象や、適切な計測方法を考えてみたことがなかった」ということにあるようです。

なぜなぜの次

こうして、アタックするべき問題の本当の原因が分かったのなら、解決策を講じることはそう難しくないはずです。

私の場合二つの要素;

ほかに比較するべき対象の精査

比較のための適切な計測方法

この2点をはっきりさせて、今後はこれらを基に自分を判断していけば、打たれ弱さというものも解決されていくことになります。

ほかに比較するべき対象の精査

比較するときに大切なのは、比較するものの条件が同じでないと比較することの意味がありません。英語ではよく「Apple to orange」という言い方で、比較するものは同じものでないと意味がないですよ、という注意を促したりします。

ここでの話の場合、そもそも自分と他人という、生まれた環境も違えば、育ったところも、受けた教育・躾も年齢も遺伝子さえも全く異なるもの同士を比較して、なにか科学的に意味があるのかということですね。そうです、意味がないんです。ですので、純粋に自分というものを比較して意味があるのは、過去の自分と比較したときのみということになります。

比較するための適切な計測方法

比対象が過去の自分であったとして、ではどの部分を、何を計測値として比較していくのかというのが次に大事になってきますね。

今話題として取り上げているのは心の問題ですから、なかなか定量的に測っていくことは難しいかもしれません。ですが、例えば自信というもので考えるなら、1年前にはできなかったことが今できるようになったというのは大きな進歩であるはずです。

具体的には、例えば、以前聞き取れなかったドラマの英語も今は8割がた理解できるようになったとか、5000語の単語帳を一冊終わらせたなど、継続していれば何かしら小さくても成功体験はあるはずで、これらが積み重なることにより、結果として自分に対しても自信が持てるようになっていくということはあるはずです。なんなら力試しで、何かの検定を受けたり資格を取ったりというのも有効でしょう。

よく言われる小さな成功体験を、あとはきちんと記録していることも大事です。「自分の目標」が何で、何をアクションとしてやっていくかを決め、それに応じて取り組んでいるとするならば、あとはやったこと・積み上げたことを忘れない、きちんと自分の評価する結果として使っていってあげることが重要になってきます。

まとめ

今回は、自分の打たれ弱さをテーマにトヨタの「なぜなぜ分析」を試みてみました。先ほども述べましたが、「原因がわかれば対処のしようがある」、これはとても重要な考え方になってきます。ほんとに、わからないと手の打ちようがないですからね。だから何かを改善したいとき、まずは全体像をつかみ、どこに真因があるのかあたりをつけて、より効果的なことをやっていくことが必要になってきます。

ですが皆さん、事こころに関して言えば人生は短く、短所を克服している暇などない。むしろ、短所は忘れて長所を伸ばしていく方が、より効果的で建設的なのです。と最後の最後でこの記事の中身を覆してしまう、そんな日があってもいいのではないでしょうか? 「気にしなければ、すべて大した問題ではない。」という言葉もあります。今私が考えた言葉です! いいのです。今ある自分を受け入れましょう。それが自己肯定感です

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