パンデミックとは 北海道鈴木知事「緊急事態宣言」
What is a pandemic? Governor of Hokkaido “Emergency Declaration”
皆さんこんにちは。今日もお仕事ご苦労様でした。
今日は近所の薬局で、マスク入荷日。ということで、嫁と幼稚園自宅待機中の息子三人で行ってきましたが。
見事売り切れでした。2軒のドラッグストア。1軒のディスカウントストア。残念です。もうすぐうちのマスク在庫も底をつきそうなんで、アマゾンかな。でも高いんですよね、今。ってかそもそもいるのかな。
とのことで新型コロナ、まだまだ沈静化の兆しが見えないですが、現実問題、どうとらえればいいんでしょう?
パンデミックなんて言葉も言われ始めました。
パンデミックとは 英語で
英語でPandemicと書きます。
いつもお世話になっている、Collins English Dictionaryさんによりますと、
COUNTABLE NOUN
A pandemic is an occurrence of a disease that affects many people over a very wide area.
可算名詞
非常に広い範囲で多くの人々に影響を与える病気の発生
という意味です。
ちなみにEpidemicというのもありまして、こちらは、
COUNTABLE NOUN
If there is an epidemic of a particular disease somewhere, it affects a very large number of people there and spreads quickly to other areas.
特定の病気の流行がどこかにある場合、そこに住む非常に多くの人々に影響を及ぼし、他の地域に急速に広がる。
となっています。
パンデミック エピデミック 違い
www.express.co.ukというイギリスのニュースサイトにちょうどいい説明があったので、載せてみます。
Medically speaking, an epidemic is defined as “a widespread occurrence of a disease in a community at a particular time”.
An epidemic is an event in which a disease is actively spreading.
A pandemic, on the other hand, refers to geographic spread and is used to describe a disease that affects the entire planet.
The WHO defines a pandemic as “the worldwide spread of a new disease”.
Pandemics are more likely if a virus is brand new, able to infect people easily and can spread from person to person in an efficient and sustained way.
医学的に言えば、エピデミックは「特定の期間に地域社会で広範囲に発生する病気」と定義されます。
エピデミックは、病気が活発に広がっている状態です。
一方、パンデミックは地理的な広がりを指し、惑星全体に影響を与える病気を説明するために使用されます。
WHOは、パンデミックを「新しい病気の世界的な広がり」と定義しています。
ウイルスが新しく、人々に簡単に感染でき、効率的かつ持続的な方法で人から人へ広がることができる場合、パンデミックはより可能性が高くなります。
はい、現象だけ見れば、今まさにパンデミックですよね。WHOはまだ今日の時点(2月28日)で宣言を出してませんが、立派にパンデミックだと思います。
だってほら。世界中に広まってますよね。
新型コロナ 煽りすぎ
でもね、冷静に考えて。
マスコミは、本当にセンセーショナルなことが好きです。刺激的な、恐怖をあおるタイトルのほうが売れますからね。
なんか見ていて妙な既視感があるなとおもったら、2011年の震災の時。
あの時も、放射能がーとか言って、連日テレビで聞かない日はないくらいでした。
しかしながら、その後特に大きな問題もなく我々暮らせていますね。
もちろん当時被災した地域の方々、特に原発近くで引越しを余儀なくされた方はいらっしゃいました。それは大変なご苦労であったと思います。
ただあの時のマスコミの煽り方は、すぐにも東京が、あるいは日本全土も、なんて論調でしたね。ポータブルのガイガーカウンターが売れたりとか。
そんなわけで、今回もそんな匂いを感じまして。いろいろ情報を調べていたんですが。
「新型コロナ、なぜ希望者全員に検査をしないの? 感染管理の専門家に聞きました」というYahooの記事を見つけました。
記事の中で、印象的なのが、「8割は軽症で済む病気だということをまず押さえないといけません」といことで、そんなにパニックになるほどでもないのではという感じですね。
ちょっと長いですけど、一読することをお勧めします。聖路加国際病院、QIセンター感染管理室マネジャーの坂本史衣さんという専門家の方へのインタビューになっています。
もう一個知っておくべきコメントが、「お子さんはなぜか感染者も重症者も非常に少ないですし、妊婦さんも今のところ重症化しやすいという報告は出ていません」。とのことです。ちょっと安心。
パンデミック だとしても
そんなわけで、パンデミックの定義に戻ります。
「新しい病気の世界的な広がり」が確認された状況になっているのは事実であったとしても、それが必ずしも即我々の生命を脅かすものでもないということは理解しておいたほうがいいですよね。
現状、もはやどこか水際で抑えるということができなくなってしまった以上は、次のやり方を考えていかないといけない。
医療関係者や施設のリソースは限られているわけですから、重症化した方から治療に当たるというのが賢明な処理です。
私は、感染症などの専門家ではないですが、改善おじさんの目からして、限られたリソースを、最も効きそうなところに配分して事に当たるというのは、とてもとても理にかなっていると思いますよ。
80 20の法則ですよね。
まとめ
とか書いている間に、本日北海道知事が「緊急事態宣言」を出されたということで。現在、拡散のレベルは、かなり深刻なんでしょうね。
とはいえこの緊急事態宣言、特に法廷拘束力があるわけでもない。ただ知事としては看過できない状況に対して、道民の皆さんに「お願いする」というもののようです。これだけでも結構な話ではありますが。
もちろん楽観視していいわけではないですね。重症化する方もいるわけですし。
いずれにせよできることは、
- 家に帰ったらすぐに手を洗うこと、
- 咳エチケットをすること、
- なるべく人混みに行かないこと、
- 具合が悪かったら休むこと、
- 良く寝てよく食べること、
です。
パニックにはならず、落ち着いて、もうしばらく様子をみましょう。少し自戒の意味も込めまして。
読んでいただきまして、ありがとうございました。皆さんが、どうか健康で過ごせますように。
早く収束してほしいですね!
では!