フレームワーク 途方に暮れずとも、多くの問題は何とかなる

Business framework.

今日は寒かったー。どうも、まだ出張中のKusunoko-CIです!

本日、某レストランの厨房が見える席で夕食。すごいですね、最近の厨房。かなりのオートメーション(?)。野菜炒めるのも、ご飯炒めるのも、食器洗うのも機械がやってました。ぐーるぐる。

これで、その間従業員さんは、接客に集中できますね! と思って、呼び出しボタン押しても、注文取りに来ませんでした。もうちょっと頼みたかったんですが。仕方ないんので、途方に暮れてあきらめて帰りました。

声出して呼べばいいのに、と思った貴方! 正解です。しかしもうめんどくさい。ってか押せって書いてあるから押してんのにさー、来ないと意味ないじゃん。

そんなにくそほど混んでるわけではなかったんですけどね。そこ、かなり重要なんで、ベルが鳴る以外の対策考えないと、取りこぼし出ますよ。あるいはもう来なくなっちゃうとか。

ということでオートメーションになっても、まだまだポカヨケって必要だなって思いました。

そんなわけで今回は、そのポカヨケ、ではなく、ビジネスフレームワークについて少しまとめてみたいと思います。問題の前で途方に暮れないために。

ビジネス・フレームワーク

今回のProjectは、いつものようなダイレクトなLean系のものとは、ちょっと違う。

まぁでも情報の5Sになると思うので、Leanと言えばLeanかな。確かに、全てのカイゼン活動の基本中の基本。

トヨタでは「5Sが出来ないとカイゼンできない」と教わりました。

皆さん5S、出来てますか?

で、今回はその5Sでもなくて、フレームワークです。

こういうフレームワーク、様々な場面で様々なものを活用できます。知っていると本当に便利なツールです。

今回お手伝いしているProjectのリーダーさんも、問題があることはわかっています。こうしたいという思いもあります。ただ何から手を付けていいか分からなくて、途方に暮れておるわけです。

私たちカイゼンおじさんは、そうした何からやっていいのかと、途方に暮れた人たちのお手伝いをするのが役目です。

問題解決 進め方

まずは全体像把握

だいたい途方に暮れた皆さんは、どこから手を付けていいのかわからないわけです。

そんな時はまず、全体像の把握です。これには

  • Value Stream Mapping (モノと情報の流れ図)
  • Information and Process flow (情報とプロセスの流れ図;Swim lane)

ないしはsix sigmaの

  • Macro map、Detailed mapとかSIPOC

なんかもいいでしょう。

とにかく、そのプロセスに関わる全ての部署と共に、プロセスを明らかにしてみてください。

そしてそこにデータを書き込んでみれば、おのずと問題点は浮かび上がってきます。

ここにいつも問題が発生する。時間がかかりすぎている。手間がかかりすぎだ。無駄だ、などなど。

こうして全体のプロセスを、関係各位全員で見ることが大事です。なぜなら、自分のところのことは良くわかっているけど、他部署の事なんかちっともわかっていないのが普通だからです。

「えーこんなことやってるんだ、なんで?」なんてこともありますし、「またここでも同じことやってるの?」とか、「良かれ思ってやってたのに、ひと手間増やしてただけだったのね」なんてことも。

全体が見えれば、問題が見える。問題が見えれば、手の打ちようがある。これも立派なフレームワークです。

そして優先順位

そして、途方に暮れる最も大きな原因の一つは、「どこから手を付けていいかわからない」です。

これは以前80・20%ルールのところでもお話ししましたが、優先順位のつけ方の問題です。

漠然と、問題があることはわかっている。でもいっぱいありすぎてどこから手を付けていいかわからない。リソースは限られている。

そんな時はパレート図です。

今回のチームリーダーさんも、ずいぶん長いこと、このような気持ちの中過ごしていらっしゃったようで。でももう安心ですよ。

どんなに問題が大きかろうが、細かく分解していけば、どれも実行可能なものばかりなのが常です。

漠然と目の前に横たわる世界に、フレームワークを使って切り目を入れていきましょう。問題の分類を見つけていくのです。

Man, machine, method materialのいわゆる4Mで行けますか?

Policy、Process、People、Plant、Program、Productの6Pがいいですか?

問題はいつも、複雑に要素要素が絡み合って目の前に横たわっていますが、効果的に切り目を入れることで、少しずつ対処しようのあるものになっていきます。まさに「象を食べるのも、スプーン一杯ずつ」ということです。

要素要素に分けることが出来たら、一番効きそうなものから手を付けていく(パレート)。

それがもっとも賢い問題解決方法です。

アイデア出し

今回、やっていて役立ったなーと思たのは、MECEとMind mapでした。

Mind mapは、中心の円に書かれたテーマに関して、ありとあらゆる、思いつく限りのアイデアを書きだしていく作業です。

ちなみにこのMind mapなんですが、何がすぐれているのいるのかというと、その放射状のアイデアの出方が、我々の脳のアイデアを思いつく過程によく似ているからなんだそうです。

よく「論理的に」というと、人は直線状に思考が深まっていくことをイメージします。しかしながらアイデア出しにおいて、我々の脳は、決してそのようには働かない。むしろあっちへGo、こっちへJumpのように、様々な広がりを見せながらもまた同じ所へ戻ってくる。こともある。

このような脳の持つ特性とよくマッチしているのが、このMind mapになります。

今回もBrainstormingでアイデアをこれでもか―と出すにあたって、大変重宝してくれました。

そしてそこからMECE。Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive。私はミッシーと発音します。

これももう何度か説明していますが、今回も大助かり。

以前も書きましたけれども、私はMind mapと合わせて使うのが好きです。Mind mapで広げ、それをMECEとして樹形図にして広げていく。

MECEの樹形図は、最終的には「アイデアのチェックリスト」として機能していきますから、広げるだけ広げたアイデアを、ロジックツリーに落とし込んでいくことが、本当の意味での「Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive=漏れなく・ダブりなく」になるのではと思いますね。

正直「漏れなく」というのは不可能です。神でもない限り。

でもそれをなるべく少なくしていけるのが、こうしたフレームワークです。

ちなみに、「ダブりなく」のほうも気にしなくていいです。ダブりがあっても、強烈な毒になるもんでもないですから。

まとめ

そんなわけで今回も、Projectのお手伝い時に実際に使ってみて得た感覚をご紹介しました。

フレームワークは、とても便利です。

知っていれば、「思考の取りこぼし」をかなりの確率で防いでくれます

そしてもちろん、大きすぎる問題のとっかかりなども示唆してくれる優れものです。

知っていると知らないとでは、仕事のやり方、問題解決、ひいては私生活などでも大きな違いが出てきます。どこか機会を見つけて、「えいや」って覚えてしまいましょう。

今はいい本もいっぱい出ていますよ。

Kusunoko-CIがおすすめしたいのは、いろいろ重ね合わせてみることです。相性のいいペアは、またちょっと違ったモノの見方を我々に与えてくれますよ!

ただし、注意点。

フレームワークを完璧にしようと思わないように

大事なことは目の前にある課題・問題をやっつけることで、フレームワークを完璧に仕上げることではないですからね。ここ結構間違える人が多いので。

ぶっちゃけ、フレームワークが中途半端でも、問題が解決されていれば、それに越したことはないわけですよね。ビズネスとしては「勝ち」です。

そこだけご注意くださいね。

冒頭のレストランも、Process map書いて、問題点洗い出して、なぜなぜで真因追及して、ポカヨケ作るといいです。

人はミスする生き物ですから。

そして僕は途方に暮れる [feat. 大沢誉志幸] 古内東子

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