方針管理を英語で Hoshin Kanri in English

方針管理といえばトヨタも代表的な会社の一つですよね。

方針とか方針管理って大事そうですけど、どうやっていいのかわからない、と言う方多いかもしれませんね。結構世の中に書籍は出回っていますが、具体的に作ってみて、行き詰って、実際問題どうやって行けばいいの? というのが疑問になったりしていませんか? 

今回はそんな疑問にお答えしつつ、かつその展開時によく使われそうな英語表現も含めて説明していきましょう。

方針管理と経営戦略

方針管理って英語でなんて言うんだろう? ずばり「Hosin Kanri」です。略してHoshin。私が使うトレーニングの資料だと「方針(Direction)・管理(management)」の日本語の意味の説明は入ってますが、terminologyはそのままです。

で、non-literal translationで最近は「Strategy Deployment」という言い方も出回ってます。

経営戦略はStrategy。だいたい3年から5年位の中長期の目標をまとめたものです。SWOTとか3C analysisで競合と自社、マーケットとお客様というものをよく分析して作り上げていくものですね。

言うてもそんなかっちりはしないはずです。若干アバウトな感じ。じゃないとこの変化の激しい時代に対応しきれなくなりますもんね。

ただし、きちんとした方向性は示していなくてはならない。わが社はどこへ向かっていくのか、どういった商品を開発し、どの辺のセグメントを、いつまでに、どうやってなんていうのはある程度visionとして持っていなとですよね。

で、それを1年ごとのアクションに落とし込む(=break down)したものが方針管理というものになります。この1年、中長期の目標達成のため、具体的に何をしていくのか、という具体的な案ですね。

 

方針管理 進め方

遅くともQ3くらいには、来年の方針の準備を初めてください。Q4になるともう実際に作る作業に入りますから。

それと、例えばあなたの部署が組織内でどういう位置づけでいるのか分かりませんが、あなたの部署だけ方針作っても物事動きません。当然組織なんで、上下左右の兼ね合い、一緒にどう効果的に動くか(Synergy)を考慮に入れないといけないですよね。

上下でコミュニーケション取って、左右で根回しして、試行錯誤(trial & error, 日本語のtry & error は間違いです、念のため)しつつ展開していく。英語で言うとDeployment(展開)です。

ちなみに上からの指示を、より具体的に下へ展開していくことをcascade downと言います。

方針管理 実践

心当たりあるかもしれませんが、方針作って力尽きると言うやつですね。全く意味ないです。

で、なんでそれが起きるのって言うと、単純に組織としての約束事が出来てないから。すなわち「誰が面倒みるの?」というところです。別に方針じゃなくてもいいんですよ、なんでも。

方針管理の前段階ともいえるMBO(management by objective)でも、方針管理の派生形であるBalanced Score Cardでも何でもいいんです。目的が達せられれば。

でもすべてに共通して言えることは、「Topの覚悟」の問題であり、そのトップの姿勢を組織としていかに具現化できるか、具体的に言うなら、作成から定期的なモニタリングまで方針管理をきちんと責任もってやる各リーダーや部署があるのか、やらないと何が(悪いことが)起きるのか、そういうことが組織の大前提として決まってるかどうかなんですよ。

「方針管理は、労力だけかかって実りが少ない」とかいう前に、

  • その重要性はメッセージとして末端まで理解されているか
  • それを推進するだけの組織的準備は出来ているか
  • やらないと生じるネガティブな要素が決まり事として明確化されているか

この辺を考えた方がいいですね。

作ったら責任もってモニタリング(Monitoring)。愚直に真摯に(foolishly, diligently, sincerely)、これが成功の秘訣です。

改善 方針管理

最後にすごくためになること書きます。

それは、方針管理があって、会社としての方向性(Direction)がしっかりしてるところに、現場の改善活動を持ってくると、すごい効果が期待できる、ということです。

Projectとして改善活動やってるかもしれませんし、小集団活動を推進しているかもしれない、あるいはワークショップ形式でやってるかもしれないし、外部コンサルタントを入れているかもしれない。

いずれにせよ、改善活動のテーマの選定が会社(部署)方針にマッチしているというのは非常に重要なことです。すべての活動(Project)が、組織のQDCに貢献している(Contribute to)というのがあるべき姿なわけですね。

そのためにもまず全員が同じ方向を向いている(alignment)がしっかりできている=方針があるというのが改善の、ないしはビジネスの大前提になってくるわけです。方針管理は統合された組織の意思ですよ。

というわけで今回は方針管理 トヨタでのやり方、方針管理を英語で説明するにはというところを語ってみました。なんかやる上で意思統一ってすごい大事ですよね!

 

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