面接官頼まれました 人事部以外の人が、面接をするに当たって

Job interviewer

Photo by Dylan Gillis on Unsplash

皆さんこんにちは。今日もどこかで改善サポート、Kusunoko-CIです。

新しく採用する人の「面接官」をやってください、とお願いされることが、多々あります。

Kusunoko-CI、グローバル企業勤務なので、「外国人」の方を面接することも、最近では多くなってきました。

私は、採用面接をすること自体は嫌いではないので、実は毎回楽しんでおります。もちろん責任は大きいですけれど。

そして今回頼まれているのは、「部長さん」レベルのポジションへの面接。英語だとDirectorとか呼ばれる職位です。

そこで今回は、私がもうかれこれ20年近く実践してきた、面接時の極意について、お話したいと思います。私のように「人事部以外の」人間が、面接をするに当たってのヒントです。

これを読むことで、めんどくさい面接業務も、「ちょっと面白く」なりますよ!

面接する側 気にするべきポイント

結論から先に書きますが、私が面接時に一番気にしているのは、「私がこの人と一緒に働きたいと、思えるかどうか」、です。

そして、さらに言うなら「この人が上司になったとして、その下で働きたいと思えるかどうか」です。

皆さんもご経験あるかと思いますが、面接というのは、「いかに自分を良く見せるか」の場です。履歴書の経歴から、受け答えまで、ある意味皆さん「素晴らしい自分を演じる」ことで、合格を勝ち取ろうとしているはずです。

そのような中で、志望の動機とか、過去にどんな業績を残してきたか、などという質問をしても、「盛った」答えしか出てこないですよね。いい話ばっかり。そして、言っちゃ悪いですが、確かめようもない。

なので、どんな質問をするにせよ、私がいつも感じようと努力していることは、「私がこの人と一緒に働きたいと思えるかどうか」になります。

もちろん、志望動機、強み、過去の経験、さまざま尋ねていいと思います。そこで「ぼろ」が出る人も、もちろんいますしね。論理的に説明できない、ネガティブな発言しか出ない、履歴書と説明が明らかに食い違っている、など見えてくることもありますし。

ただ、私がそうした質問を通して感じようとしているのは、「人柄」です。

私という面接官と、初対面で対峙して、どのような印象を当たえているか。先ほどの、「この人が上司になったとして、その下で働きたいと思えるかどうか」を軸にしながら感じ取ってみてください。これはなかなか、面白い観察眼を与えてくれますよ。

例えば、

  • 尊敬できそうか(知識・経験・人となり)
  • 部下(面接官、今私です)を、今どう扱っているか(部下をリスペクトし、育ててくれる人か)
  • リーダーシップはあるか(Visionを語り、そこへ向かう行動力があるか)

などの思いが頭によぎってきて、それを判定基準にして人物を観察していくことができます。ほんとにおすすめです。

「働きたいか」は、感覚的な判断ではないですか?

Photo by Tobias Mrzyk on Unsplash

面接官役を頼まれた、あるいはしないといけない状況になったということは、あなたはその会社に入ったばかりの「新人さん」ではないことを意味します。

あるいは、人事部ではないのに、今そうした役を引き受けるということは、何か専門的な領域の、テクニカルな知識・経験を確認する、という意味合いがあるのではないでしょうか。

いずれにせよ、「あなたに、その候補者を見てもらいたい」という、確固とした理由があるわけですね。

この二つに共通していることが、あなたの「経験(歴史)」です。

その会社に所属して、まがりなりにも働けているということは、あなた自身と会社の風土・文化が、少なからずマッチしていることを意味します。会社の文化という「集合」を構成する、「一要素」があなたですからね。

そのあなたが、「一緒に働きたくないな」と感じているということは、おそらくその方は、あなたや、あなたの母体である会社という「集合」に、なじめない可能性を持っているということです。これは「いい・悪い」ではなく、文化的に合わない、ということ。

あるいは、あなたが「上司になってほしいと思えない」時。あなたの経験上、その候補者の方は、組織の中で他者と親和性を保ちながら、リーダーシップを発揮できないと感じた、ということを意味しているのかもしれません。知識・経験なども含めて、組織の中で「合わなそう」と感じたということですね。

いずれ感覚的なことではありますが、あなたの持っている経験と、会社に対する「知識」が、そういう予測を立てているのです。無限にも近いさまざまな因子の重ね合わせを、今、あなたというスーパーコンピューターが、シミュレーションして、はじき出した答えがそれです。

経験・歴史という時間軸と、まつわる環境・空間という横への広がりを考慮して、先を見る力というのを「センス」と言います。

センスは誰でも持っています。なのでその感覚、信じていいんですよ。

質問の具体例

半年ほど前も、何人か面接する機会がありました。

そのうち何人かは、電話でしたが、顔が見えない面接でも、質問次第で、上のような「人となり」を判定することも可能です。

じゃ具体的には、どんな質問をするといいのか。

いろいろありますが、私が好きなのは、「なにか面白い話をシェアしてください」、です。

だいたい皆さん、面くらって、うろたえます。

そして、「無理です」という人と、「果敢に挑戦する人」とに分かれます。やっぱり挑戦する人には、リーダーシップがありますね。

だいたい、「化かしあい」の場でしかないのが面接なんで、こうした「不測の事態」を作ってあげて、どう反応するか見る、というのがその趣旨になります。

ちなみに面白い話質問は、候補の方の

  • 即興性
  • 勇気
  • 話の組み立て方
  • 話術・コミュニケーション力
  • ユーモアのセンス

なんかが見えてきて、とても面白いです。

ちなみに、今まで披露してもらった「面白い話」が、面白かったことはないです。それでも、「トライした」という方のほうが、私の中ではポイントが高い。

でもいつの日か、本当に面白い話を聞かせてくれる人に巡りあいたいものです。

まとめ

そんなわけで今回は、「人事部以外の」人間が、面接をするに当たってのヒントをまとめてみました。

ネットには、「聞くべき質問集」がいろいろありますので、「何を聞けばいいのか」はすぐ情報収集ができます。下は「en」や「マイナビ」が提供している情報です。

ただし、多くの場合、そうした質問というのは、まとも過ぎるがゆえに、答えが用意されてしまうという欠点があります。

「化かしあい」の場、という点では、トリッキーな質問で、予測できなかったことに対応する能力を見たい。それがビジネスに必要な能力であるとも思うので。

とはいえ、「人を見る」というのは、本当に難しい。私も何度か失敗して、「あれれ?」と思う人間を雇ってしまったこともありました。

いろいろと方法はあると思いますが、こんなアイデアもいかがでしょうか? ぜひ「揺さぶり」をかけて反応を引き出してみてください。

出来なくっても、「大丈夫ですよ」とフォローも忘れずに。本当にいずれ、あなたの上司になるかもしれない人ですからね(笑)。

あとは、「人を見るというのは、難しい」ということを心において、面接していくのがいいかなと思います。

いい人材を採用できるといいですね!

今日も読んでいただきまして、ありがとうございました。

では!

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