改善的視点でみる 「目標達成のための未来図」 脳の機能を使おう!

Kaizen and RAS

Photo by Annie Spratt on Unsplash

皆さんこんにちは! 今日もどこかで改善サポート、Kusunoko-CIです。

毎日毎日、ストレスのたまることが多いですね。

仕事のストレス、私生活の問題。あるいは、取り組んでいることの目標達成が、なかなか思うようにいかなくて、感じてしまうストレスとか。

皆さんも日々、何かの目標に向かって、努力されているのではと思います。

ダイエットですか? 英語の勉強ですか? 貯金かもしれませんね。あるいはもっとこう、直接的に仕事に関わる話かもしれません。

簡単なことなら、もちろん達成は可能です。でも時には、なかなか進歩が見られなかったり、あるいはそのせいで、道半ばで挫折してしまったり。

そんなわけで今回は、目標達成のためにできることのお話です。題して、「改善的視点でみる『目標達成のための未来図』脳の機能を使おう!」

脳科学的に根拠のあるお話なので、ぜひお持ち帰りください。こちらを読めば、あなたの目標達成率を、格段にアップさせることができますよ!

未来図を描こう!

Photo by Pietro Rampazzo on Unsplash

目標達成には、具体的な「達成した状況の具体化未来図」です。

文章で書きましょう。もっといいのは、さらに「絵にしてしまう」ことです。

成功してる人、目指している状態を記述し、その「絵」を描いてください。

とにかく目指しているものの、「目標」となる姿がしっかり描けるように、一度「未来図」を描写・記述してみてほしいのです。

まず、「何を達成したいか?(ゴール地点、最終達成状況)」を決めてしまいます。

その時、「どうすればできるか?(How)」は考えなくていい。とにかく、「あるべき姿」をクリアにイメージできるように、文章・そして「絵」でもってあなたの理想図=あるべき姿を描き出してください。

目標設定における「具体性」というのは、非常に力強い、あなたのサポーターになっていきます(リクナビNextジャーナル)。

以前もご紹介した、目標設定の「SMART」というのがあります。その中でも「具体性」というのが強調されていましたね。

ただ何となく、「痩せたい」とか「英語が話せるようになりたい」ではなく、もっと具体的に記述することが大事です。

そして、記述ついでに達成している「絵」を描いてみましょう。

「20xx年の12月末日までに、75キロの体重を65キロにする」とかいう記述と、「絵」。自分の写真を、痩せたイメージで見るとかも良さそうですね!(痩せたらどうなるかわかるアプリ7選

「20xx年の6月までに、英検1級に合格する」:というのはかなり具体性が高い。記述して、かつ、「絵」にしてみたらどうでしょう。あなたは、どんな場面で、その英語力を使って活躍されていますか? 写真の合成なんかも面白いですよね!

例えば単純に、「リンゴ」という言葉と「リンゴの写真」では、どちらがイメージがわきやすいですしょう?

リンゴはかなり具体的な言葉ですが、それが青いのか、虫食いがあるのかないのか、「ふじ」なのか「王林」なのか。視覚的にみることで、具体性はより高まっていきます

なりたい姿が具体的であればあるほど、そこへたどる道筋ははっきりしていく。

漠然と「日本」ではなく、「〒105-0011 東京都港区芝公園4丁目2−8」とした方が、ピンポイントで荷物をお届けできます。

目標達成も、同じことなのです。

「東京都港区芝公園4丁目2−8」Photo by Yoav Aziz on Unsplash

『RAS』という脳の働き

なぜ具体的に「書く」のか。あるいは、具体的に「描く」のか。

これには、きちんと科学的根拠があります。

目標を具体的に書き出すと、私たちの脳はそれを実現するために動き始めます

「具体的な目標=ゴール」が決まると、脳にある、「網様体賦活系(もうようたいふかつけい)」(Reticular Activating System:RAS」という機能が、達成までの手段・道筋を、勝手に見つけ出すよう働き始めます。

この「RAS」は、脳の自動的な、「情報へのフィルター機能」のような存在です。

私たちの脳は毎秒4億ビット(=50メガバイト)の情報を受け取っていますが、そのうち意識的に処理できるのは、わずか2千ビット(250バイト)ほど。

受信する全部の情報を、処理しきるだけの能力がないことは明白ですね。単純に言って、受け散る情報量の、20万分の1ほどの処理能力しかない。全部真に受けてたら、脳はすぐにパンクしてしまいます。あんまり考えたくないけど。

なので、このRASと言う機能が働くわけです。情報の適切な「フィルタリング」です。あなたが具体化して大切だと決めたことは、RASもそう捉えてくれます

具体的に重要だ、とあなたが設定した目標は、あなたの脳がそれに関わるであろう情報をどんどん優先的に、あなたの意識に上るよう仕向けてくれます。

まるで、自律的「80  20ルール」と言った感じです。

だからこそ、あなたの望む物事を具体化し、RASが「これは重要項目なのだ」と理解できるよう視覚化して、脳に「ピン止め」しておくのです。

あなたが出来る限り具体的に描いた「未来図」は、必ずあなたの脳=RASを味方にします。

自分の達成したい目標が、あなた自身(脳)ではっきり理解されていれば、それは叶います。意志の力とか関係ないです。あなたの脳(RAS)が、あなたを導いてくれるのです(なぜ目標を紙に書く人は年収が10倍になるのか)。

物と情報の流れ図(VSM)では「未来図」を描く

私たちの行う改善活動では、物と情報の流れ図(バリューストリームマップ=VSM)を描きます。全体像と問題が見えるようにするためです。

問題解決では、VSMによって「現状の把握」をすることが、まずは第一歩としてとても大切です。

そしてこれと同時に、VSMの活動でも「未来図」を描くことが、強く推奨されています。ちなみに英語では、「Future state」。

正直、改善の世界では、これはとても大変な作業です。なんせ具体的に「あるべき姿」を書けと言われても、普通はわからない。思い描けない。

描けるようなら、とっくにそういう状態を目指して、動き始めていますよね。

なので他社や、ベンチマーキングということが必要になってきます。あるいはコンサルタントなどのエキスパートの意見を入れて、その業界内で目指せる最高のレベルを探っていきます。あるいは、今自分たちが到達できそうなレベルでの、実現するべき目標を具体的に描かなくてはいけない。

逆に言えば、VSMの「現状図」を描き、次に「未来図」が描けた、ということは、そのプロジェクトチームは、絶対にそこにたどり着けるということを意味しています。なぜなら、もうそこ(目標)をイメージする知識や情報量は、すでに備わっている(あるいは必死こいて集めた)からですね。

描いてしまえば、そこへたどり着く方法に関してなど、いくらでも情報が舞い込んできます。RASが、そういうふうにあなたの意識を、焦点化してくれるからです。

なので私は、VSM指導をするとき、大変であっても、達成したい「未来図」を描くことを、いつも推奨しています

習い事でも同じなのです。その分野・業界の中で、到達したい「このくらいのレベル=未来図」というのは、調べればいくらも具体的なサンプルが手に入るでしょう。

そして、そのイメージを、自分の未来図(あるべき姿)作成に活かすのです。

具体的に描写した・あるいは見たものは、実現可能です。「これが重要課題だ」と脳に刷り込んだことは、あなたのRASが、様々な情報をあなたに運んできて、そこへたどり着くための努力を助け始めます。

「どうやるか」ではなく、「どこを目指すか」を、可能な限り視覚化してください。それがあなたの成功を約束します。

これも一種の「見える化」ですね。

まとめ

いかがでしかでしょうか?

今回は、「改善的視点でみる『目標達成のための未来図』脳の機能を使おう!」でした。

何か目指していることがあれば、具体的に記述してしまう。あるいは「絵」を描いたりして、よりはっきり視覚化してしまう。

そうすることで、脳に意図的に情報のフィルターを作る。

あとは作られた条件(フィルター)に応じて、あなたのRAS(網様体賦活系)が情報収集の様々な手助けをしてくれます。

必要な時に必要な情報が、必要な量お届けされる様子は、まるで、トヨタカイゼンのJIT(ジャストインタイム)のような感覚。

でもそれだって、あなたが具体的に描いたその「あるべき姿」が、あなたのもとへ引き寄せている結果に他なりません。

コストもかからないですし、試してみる価値、大いにありますよ! 「未来図」は、「これが実現するんだー」という気持ちで作ると、けっこう楽しいですしね。おすすめです。

皆さんの目標実現は、すぐそこです!

今日も読んでいただきまして、ありがとうございました。一緒に目標達成、していきましょう!

ではまた!

参考文献

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