遊び心をもて遊ぶ
Playful mind.

皆さんこんにちは。今日も元気に子供と遊んだKusunoko-CIです。いろいろ子供用の知育玩具、それこそSTEAMに関係したようなものを探していたんですが、なかなかいいものが見つからないです。ちょっといいなと思っても、対象年齢が少し早いんですよね。かといって4-6歳みたいなものは、はっきり言って私の心が動かない。いや、私関係ないのか? いえいえ、なんか一緒に熱中したほうが絶対いいじゃないですか。なので、なんか私のくすぐるおもちゃないかしら? と探し中です。なんかあったら教えてください。
そんなことも含めまして、今日のテーマは「遊び心」。楽しい気持ちほどいいモチベーションになるものはないと思います!
遊び心
というわけで、しっかり考える前にまずは定義してしまいましょう、遊び心!
goo辞書さんからの引用です。
あそび‐ごころ【遊び心】 の解説
1 遊びたいと思う気持ち。また、遊び半分の気持ち。
2 ゆとりやしゃれけのある心。「まじめ一方で遊び心がない」
遊びたい気持ち、ゆとりのある心。うん、いい響きですね。
Kusunoko-CI、こう見えて(いや見えないか)、実はすごく真面目なんですよ。真面目なんですけど、変なところくだけているんです。なんというか2極に振れ幅が大きいというか。なので、仕事とか結構しっかりやってますし、人間関係とか逆にしっかりしすぎて疲れ果てたり。自分で決めた取り組むべきこともかなり真面目にやってしまいます。
それならバランス取れてていいんじゃないの? という声も聞こえてきそうなんですが、しっかり=四角四面にやるので、前回もお話しした「創造性」みたいなものがあんまり出てこない。そもそも仕事で、「楽しむ」という感覚があまり持てない。そしてまじめにやりすぎることで、耐えられなくなって活動そのものを辞めてしまったり、なんてことも過去にはありましたね。
正直仕事はもう少し楽しくしたい。


遊び心 ない人
自分では、いわゆる「遊び心がない人」とまではいかないとは思うんですが。変なところ生真面目というか、もっと楽に構えておけばいいのに、と我ながら思ってしまいます。
この生真面目な人、というのは結構病みやすいですしね。
なぜか。
それは、頭に「べき論」があるからです。こうでなくては「ダメ」だとか、こうあっては「ダメ」、「こうすべき」、「ああすべきではない」という自分の中に持ってしまった信念で外の世界や人たちを捉えるので、とても息苦しくなってしまう。ついでに言うなら自分にも当てはめますから、病んでいきます。いわゆる力の抜きどころを押さえて、「いい加減が良い加減」みたいな境地になれるといいんでしょうね。なかなか難しい。
そう考えていくと、なんかこうしっかり頑張るのはいいことなんだけれど、それが「楽しい」と思える感情と一緒であったほうが、より健全であることは確かなようで。私はそういうものになりたいなと常日頃考えております。
精神科医の樺沢先生は、「ま、いっか」という言葉を口に出してみることで、結構気持ちが楽になる、特に完璧主義傾向の強い人にお勧めなんてお話もしておられます。もちろん普段からずぼらすぎる人にはお勧めしませんが。


遊び心 鍛える
そんなわけでいろいろ考えてみたのですが。
そもそも楽しいって何だろう? というとこまで考えてしまいました。どんな時、何をしていたら楽しいと感じられるのか、という分析です。というわけで、前回ご紹介した100個はアイデアを出してみる、というのをさっそくやってみたわけです。
ものすごく細かく考えて、勢い余って120個くらい出てきましたが。やってみるもんですね、見えてきたものがありました。最終体に、「何をやったらワクワクしそうか(あるいはしたか)」ということを考えている自分に気が付きました。
単純な話でいえば、この出てきた(半分趣味のリストみたいな)120余りのアイデアを、仕事に活かせばいいということですね。どうやって? それを考えるのも「遊び心」でしょうねぇ。


心の「動き」
先ほども上げた「ワクワク感」、これがキーワードだと思います。
人が楽しいと感じるのは「心が動いている」から。今あるレベルから「快」の方向へ。その振れ幅が大きければ大きいほど、楽しいとかワクワクという感覚は強くなるわけです。
では心の動きを発生するために必要なのは。それが「刺激」です。そしてこの刺激というものは自分がアクションをとることでより得やすいわけです。走ると風を感じるのと同じようなことだと私は理解しています。
「『創造力』のトレーニング方法」のところでご紹介した、スタンフォード大学のティナ・シーリグさんが言っていた「リスク」をとること。彼女は「運」というものに関して、この持論を展開されていましたが、気持ちを動かすことにも、私は一役買ってくれるのではと思います。


人工ワクワク感
何度かご紹介しましたが、我々の脳が一番大事にしていること、それは「生存」です。ですので、いわゆるコンフォートゾーンにいることにすごく固執しようとする。なんかやろうとして「めんどくさい」と思うのも、怠惰だとかそういうことではなく、我々の生存本能が「現状維持」を優先した結果。これに関しては、カナダ・カルガリー大学の心理学者ピアーズ・スティール教授の実験結果は有名ですね(『ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか』)。
そこで少し考えました。この自分がまさにリスクを取る瞬間の、どちらかと言えばネガティブなドキドキ感を、ワクワクだというふうにラベルの張替えを行ってみたらどうだろう? アクションを取ること、あるいはリスクをとること自体が、ちょっと楽しくなるのでは?
この考えは、苫米地英人さんの著書「イヤな気持を消す技術」から頂いたのですが、感情(情動)のマスターの仕方の一種です。簡単に言うと、自分の経験の中でとっても楽しかったときのことを思い出し、脳にその時の感情を感じさせながら、そのまま自分が「億劫だな」とか「リスクが…」なんて思う行動を思い浮かべる。
苫米地先生曰く「慣れ」ということですが、これ意外と簡単で、何回か試してみるとかなり自分の気持ちの感じ方が変わってくるのを実際に感じられます。いかがですか?
情動マスター
仕事なんかをしていて「ちょっとめんどくさいな」、とか「どうもつまらん」というのは誰しもあるといます。そういう中で今回使えそうなアイデアとして出てきたのが、
- 自分がワクワクしそうなものからヒントを得て、仕事に活かしてみる
- めんどくさいな、という作業に「人工ワクワク感」を添付してみる
です。
これ書いてて思ったんですけど、すべての行動にこのワクワク感を添付するようにしたら、人生バラ色ですね。結構いいアイデアのように思えてきました。なんでも前向きになれます。
そして、結局のところこれも心のありようというか、「どうやったらワクワク感じておもしろくできるだろう?」ということを心のDefault settingに設定してしまうのが一番いいような気がします。
今回1月6日の長期休暇明け、会社に行きたくないという人も増えているようで(ライブドアニュース:「1月6日、会社を辞めたい人が退職代行に殺到。新年に辞める胸中とは」)。いやぁ、気持ちはわかりますよ。Kusunoko-CI、転職は全然止めませんが、それも軸があってのこと。気持ちにコントロールされないような術というの、は持っててもいいと思いませんか?
まとめ
社会人は、仕事のスキルも求めれられますが、自分の心や情動のマスターの方法も重要なんだなと思いますね。いえ、他人事でなく自分ごとでもそう思うです。「遊び心をもつ」ということで始まったアイデア探索は、情動マスターが一番いいのではという結論に落ち着きました。
心の「動き」が全てを司るようです。これを自在に操ることができたら、もう怖いものなしな気がします。自分の心が「快」の方向に振れるようなテクニックと実践。Kusunoko-CIの心もだいぶ魅惑されてます。心動きましたね! でもおもちゃはつまんないのは買わないです! 遊び心、持っていきましょう!!
欲しいおもちゃ。