褒めて褒められる 誰にでもできて、みんなハッピーになれるやり方
Praising is mutual happiness.
皆さんこんにちは。今日も一日お疲れ様です。体調崩されてませんか? うがい・手洗い、そして睡眠です。体守っていきましょう。
さて、皆さんは、褒めるという行為は得意ですか? 私思いますのに、日本人はなかなか褒めるという行為が苦手なのではないでしょうか? 特に男性。
なぜなんでしょう?
とはいえ、褒めるということ、そんなに難しいことでないばかりか、自分にも他人にもとてもいい効果があるんです。免疫力だって高まる!
そんなわけで、今回はいかに褒めるか、ということを少し考えてみたいと思います。ついでに言うと、褒める人は褒められますから、まずはGive and TakeのGiveから覚えてしまいましょう!
褒め方 やり方
これもいろんな方法があると思うのですが、私が思うのは、特に気負わなくてもいいのではないか、ということ。
何でもそうだと思うのですが、最初からうまくやろうとするから、逆に構えてできなくなってしまうんじゃないかと。
別に気の利いた言葉じゃなくてもいいし、言い回しとかもどうでもいい。
とにかく、ちょっと気になったことや、純粋にすごいなーと思ったこと、これを言葉にしてみたらいいんじゃないかと思います。
もちろん初めからはうまくできないかもしれません。でもそれこそトライアンドエラーで、まずはやってみる。そしてその後返ってくる反応を見ながら、「こういうのは効果的」、とか「これは逆にちょっとまずかった」というものを感じていけばいいと思うのです。
賭けてもいいですが、相手のいいところを探して褒めようとした行為からは、そんなにひどい結果は生まれません。
褒め方で、ちょっと一瞬ムッとされることもあるかもしれないですが、きちんとした気持ちがあれば、誤解はすぐ解けます。
逆に、そういう気持ちで褒めているのも関わらず、失敗してあとあとずーーーーっと根に持たれる人は、ろくな人間じゃないんで距離を取った方がいいですしね。
褒めるというのは、そういう人間の試験紙みたいな役割も果たせそうです。
褒め方 最初のコツ
とりあえず気持ちの上で、何かいいところを探していこうという心持があるのはとても大事です。
これは他人に対しても、自分に対しても。
そして、私の長年の経験から言えることは、自分を褒められない人は、他人もきちんと褒められません。
この場合の褒めるは、人の、何かものすごく突出していることを褒め称える、ということではないです。だって考えてみてください。もし突出しているところのみが褒められるところなら、誰だってすぐにネタ切れですよ。
人間は誰であれ、そんなにものすごく秀でていいるタレントが、山ほどあるわけではないですよね?
なのでもっとこう、ありきたりというか、普通なことに根差しているもので十分なわけです。
自分を褒められない人=自己肯定感の低い人なのですが、こういう人は基本的に、「すごくないと褒めない」です。つまり、普通であることはすでに劣っているくらいで考えてしまうわけですね。
完璧主義です。
なので息苦しい。そして、自分に対してものすごい辛口。自らスタートラインを前に持っていって、自分の位置を自らBehindにしてしまう。
なので、そもそも自分の何を褒めていいかもわからないし、自分を褒めない(いいところを見つける術を知らない)ので、他人も褒められません。
そうして全体的に、あんまりうまくいかない人間関係の中で過ごしています。
まずはほんとに自分ありきです。
私が参加したNLPのコースでも、鏡に向かって「よくやってるね」と言おうというのがありました。間違っても「頑張ってるね」とは言わないこと。だって息してるんだもん。心臓も動いて、もうきちんとよくやってる。そういう部分からまずは認めていきましょうという。
最初のコツは、自分を褒める。今の丸まんまを、です。
そうすることで、誰かほかの人のいいところを見つけていくこともできるようになります。
他人褒めは、自分褒めからです。
褒め言葉
こうやって、基本であるいいところを見つけ出すことが気持ちのセッティングになったら、あとは実践。
最初は気恥ずかしいですかね?
でも慣れます。人間何でも慣れます。
目安としては21日間。これであなたの脳は、だいたいこの新しいことに馴染んでいきます
いいんですよ、気恥ずかしいと思うことも、何ら問題はない。
だいたい褒められない人は、往々にしてあんまり褒められたこともない。そうです、人間経験のないことはあんまりできないんです、最初は。
でも、些細なことでもいい、いいところを見つけて、まずは一言発してみる。
車のスタートと一緒です。はじめのうちは少しエネルギーがいる。でも加速していけば、少しずつ楽にスムースになっていきます。
そして実感してみてください。褒めた後で、相手の喜んだ顔を見たときの、自分の中の心の動きを。
これはね、まぎれもなく思いやり絆反応ですよ!
誰かのためになったことで、あなたは幸せを感じています。これは、私たちのストレスを減らし、言葉通り私たちを健康にしてくれる反応です。
あなたにも褒められる!
まだ、褒め方が下手で、と心配ですか?
そういう人は、もう何でもいいから目についたもの、これを「好き」だといってみてください。
この褒めるということの、英語での最も典型的な言い方は、「I like your……」です。そうです、あのFacebookのLikeボタン、「いいね!」です。
いいね、あるいは好きだなー、と言うことで相手の反応が引き出せますから、ぜひお試しください。褒めるとだいたい「あ、これ○○で買ったんですけど…」と何かしらの反応が返ってきます、笑顔で。
「あ、私のそのキーホルダー好きです」、とか「いいですね、その手帳」とか。仕事なら、「君のプレゼンの色遣い、好きなんだよね」とか。
そこで、不機嫌になったり、コミュニケーションが切れる人は、残念、あんまり(以下略)。
何かしらあなたの心が動いたところに、ポジティブな表明をする。まがりなりにも心が動いたわけですから、それは気持ちのこもった言葉になります。
そしてそれを教えてあげてください。それがいいコミュニケーションになります。
まさに、「伝わる文章の書き方」です。
気持ちを伝える、それが褒めるということです。
まとめ
私も昔褒めるということが大の苦手でした。ってか、自己肯定感低いんで、他人を褒めると惨めになるという、かなりかわいそうな思考回路の持ち主でした(笑)。
そして、代わりに何をするかというと、批判します。
基本、批判するか、あるいは悪いところを見つけて伝えておりました。最悪ですね。一緒にいたいと決して思えないタイプの人間でした。
それが今では、自分も褒め、いいところも見つけ出し。
そしてもちろん、自分の周りの人も褒めるよう心がけてきて早10年。
人生がすっかり幸せなものになっております。単純に言って、人を褒められる人は幸福度が高い。そうでない人はそうでない。冒頭で言ったように、褒めているので、もちろん褒められることも多くなりました。
なぜなら結局のところ褒めるというのは、人に何かしら貢献しようと思って生きているかどうか、の違いになってくるからです。
マザーテレサは言いました。
世界平和のためにわたしたちはどんなことをしたらいいですか? という質問に
「家に帰って家族を大切にしてあげてください。」
どんな貢献も、まずは最も身近なところから。自分であったり、家族であったり。
そして私が思うのは、まずはとても小さくてもできること。いいところを見つけて「相手を褒めること」です。
難しく考えないで。実践の価値ありですよ。そしてそうすればいい言葉も返ってきます。相乗効果ですね。
今日も読んでいただきまして、ありがとうございました。
褒めあうことで、幸福度やポジティブなフィーリングを上げて、免疫力を高めていってください。では!