サウジアラビアカップ おめでとう武選手とフルフラット!
Full Flat and Yutaka Take win the Saudi Derby Cup.
皆さんこんにちは。今日はいかがお過ごしでしたか?
私の住んでいる北海道は、外出に対する緊急事態宣言が出されてますから、とりあえず引きこもらざるを得ない。そんな中の一日です。
とはいえ、それではさすがに息子も嫁も耐えられないでしょうから、ちょっとドライブ。今日は出先で、北海道ならではの本物のシシャモを手に入れましたから、あとで頂きましょう。何年ぶりかな、本物のシシャモ。お値段10匹で、2200円です。きっとおいしいに違いありません。また今度、食べた感想を皆さんにご報告したいなと思います。
サウジアラビアカップ おめでとう武選手!
さて今回は、久しぶりにサウジアラビアネタで行こうかと思います。
なぜならそれは、サウジアラビアカップのニュースを見たからです。
どうやら日本の武豊選手とフルフラットというお馬さん、見事サンバサウジダービーCで勝利を飾られたようで、おめでとうございます。
とはいえKusunoko-CI、まったく競馬はわかりません(笑)。
なので、今日このニュースを見るまで、こんなリヤド(首都)の空港の裏側に競馬場があるなんて知りもしませんでした。
やっぱり7年を過ごした国だけあって、ニュースで話題になるとつい読んでしまいます。今回も完全に「サウジ」という言葉につられて、いろいろ調べてしまいました。
リヤド空港裏の競馬場
Google Mapからの、「キングアブドゥルアジーズ競馬場」の位置です。
ご覧の通りちょうど空港(King Khalid International Airport)の裏側、車で20分くらいの場所にあります。空港と同じサイズくらいの敷地があるようですから、相当大きいんでしょうね。
この地図にはないですが、下のほうに行くとリヤドの中心部です。ここから都心部まで、だいたい40分くらいはかかりますか。
ちなみにこの辺、見て何となくわかるかもしれなせんが、だだっぴろいフラットな土地です。2003年に、以前の競馬様が手狭になったことから設立とのこと。
とにかく作ると、こういう大きなものになるのがサウジのイメージです。土地がある、金がある(いやそうか?)、権威付けしたい、そして結構見栄っ張りな性格が出ている感じですね。サウジの皆さん怒らないでね。
以前もお話ししましたが、国名の「サウジアラビア」というのは、サウード家のアラビア半島という意味です。
王国ですから、国土のすべてがサウード王家の持ち物。なので、こういう巨大建造物を作るのはお手の物です。
ただし、建国前からその「部族」の土地だったとかそういう理由で、政府(王家)と個人が土地の所有権をめぐって争うようなことも起きます。
以前勤めていた会社のすぐ裏側に、土地絡み専用の裁判所があって、そこは通るたびにいつも大繁盛でしたね。
いずれにせよ、王様の強権を発動されたら、それでおしまいなんでしょうけれども。
緑・樹木が持つ“力”
ただ見てわかるように、全域茶色。
つまりは砂漠。というか、まぁ乾燥した土地ですね。自然の緑というのはあんまり見ないです。
なので、お金持ちの一軒家なんかみると、緑もまぶしい樹木が、庭にふんだんに使われていたりします。木は自生出来ませんから、そういう富裕層向けに育てて売っている業者がいる。
そしてもちろん維持には、莫大なコストがかかりますよね。
面白いのは、中東を飛行機で移動していると、そういう「木専用農園」みたいなのを上空から確認できます。離陸着陸の際に、そこからブルド-ザーとかで収穫(?)して運び出したりしているのを見たことがあります。
そしてご存知と思いますが、サウジの国旗の色というはグリーンですね。
イスラム教の開祖ムハンマドのターバンの色が緑だったため、緑はイスラム教の聖なる色。神聖なものであり、権威を示すカラーなのですね。
それから、面白いのが、車の内装に使われるアクセサリの「木目調」。
海外に輸出される車というのは、その土地の人間が好む内装のデザインにしたり、ボディーにステッカーを貼ったりします。
で、その内装に使われている、結構人気の柄が「木目調」。私の目から見たら、「おじいちゃん専用じゃん」、とか思うんですが、結構な需要があるということでした。
緑=樹木=木目? 「樹木、木目調」というものが高級感を醸し出すのかな? と推測していたんですが、残念ながら確認する機会を逸してしまいました。思い出したから、友達にあとでメッセージ送って聞いてみよう。
年間気温
今回武選手のレースなんかの記事を見ていて、一番先に思ったのが「この時期でよかったですね」という感想です。
下のグラフは「Weather Spark」さんというサイトからのものですが、見てわかる通り、今が最も過ごしやすい時期です。
レースは夕方だったようですから、まだ「快適」か、日によっては「涼しい」くらいの中、行われたと思われ。海外選手・馬も多数お呼ばれされていますから、その辺は配慮がされていたんでしょうね。
6月7月は、暑すぎてとてもとても。
もし観光で行かれる方がいらっしゃいましたら、こういう時期はやめた方がいいです。
サウジの皆さんも、夏の間にラマダンが来るのがとってもしんどいとおっしゃっていました。暑い中、日中水も飲んじゃいけないんですから当然ですよね。
ちなみにラマダンというのは、11日ずつ毎年早まっていきます。ですのでだいたい33年かけて一巡します。「ムスリムは、同じ季節のラマダンを人生で2度経験する」というふうに言われていますね。
調べたら、今年もまだ4月23日から5月23日くらいまでなので、暑いなぁ。がんばってください。
そして豆知識ですが、行く先々、狂ったように冷房が効いてます。何か羽織るものは必須です。とくに子供連れの場合は、必ず替えのシャツやタオルは用意しといてあげてください。
まとめ
と負うわけで今回は、サウジアラビアカップで思い出した、サウジあれこれでした。
最近では、2019年9月から、日本を含む49ヶ国を対象に、観光ビザの発給を開始していたサウジですが、なんと!
「サウジアラビア、コロナ感染国からの入国制限 日本など、観光ビザ申請できず」(Tracy)
という記事を見つけてしまいました。
こんなところでも、新型コロナの記事にぶち当たるとは。なんかほんとにワールドワイドになってしまいましたね。
とにかく皆さん、うがい・手洗いです。外出したらマスクを外す。そのまま捨てる。捨てるときは紐部分を触って捨てて、そのまま手を洗う。石鹸を使い、流水で20秒です。
もうしばらくは耐えましょう。
明けない夜はない。
どうか元気でお過ごしください。本日も読んでくださいまして、ありがとうございました。
ではまた!