自分に自信、持ちたいですよね
How to develop self-confidence.
皆さんこんにちは、若い頃は自信がなくって仕方なかったKusunoko-CIです。
若い頃って言いますが、ぶっちゃけちょっと前まで自信持てなかったかもしれません。永遠に思春期なんじゃないかと心配になったもんですが。
初老の体に思春期とか、痛々しくて笑えない。
そんなわけで今回は、今自信が持てなくて日々悶々としている方に送りたい、「自信の持てる方法」です。簡単ですし、よく効きますからぜひ試してみてください!
自分に自信ないのはなぜ?
おそらく、なんで自分に自信がないんだろう? 自信ってどうやったら持てるんだろうって結構な頻度で考えてませんか? 私はそうでしたね。
女性経験がないからか? とか、けんかが弱いからか? とかまぁ思春期の頃はこんな感じの思考回路で。
で、彼女ができたり、空手をやったたりしても、たいして気持ちに変化がない。残念ながら。
で、お金貯めてアメリカをぶらっと旅してみたり、なんかそんなんで心が変わると思っていたもんです。いや、いい経験にはなってるんで、それはそれでよかったんですが。
ただ、自分に自信がわいてくるための活動としては、あんまり意味がなかったかな、と思います。
ま、それがあるから今のこの状態に到達できたというのもあるんですけどね。
原因がわからなかったんですよね。
自信ってなんだ?
要は、自分に自信がない・劣等感・何をやってもダメなのではないか、他者からの承認がないと不安だ、この辺の心持ですね。あるいは「もっと頑張らないとやばいのではないか」みたいな。だいたいは比較することから始まってますよね。他者と自分。
コトバンクさんから、自信という言葉を。
自分で自分の能力や価値などを信じること。自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと。
自分が信じられない=自信がない。
要は揺れているんですね。他者との比較でしか自分を見られない。ないしは自分なりの価値観の脆弱さ。
自分できちんと自分の人生の目標や価値を設定して、それに沿うように生きられているか。それが自分を信じることなのだと思うのです。それを自信をもって言えるか。でも自信がないのでその設定もあやふやというか、もはや「鶏が先か、卵が先か」の議論になってきてしまいます。
しかしながら、人生の目標というのが何なのかをはっきり答えられる人がいるか、というとそう多くはないのではと思います。特に若いうちはなかなか無理ですよね。
私が思う、人生の目標は「自分なりの幸せを感じ、楽しく生きられること」、これに尽きるように思うのですが、いかがでしょう?
「幸せはいつも自分の心が決める」という相田みつをさんの言葉もありますが、自分の心が幸せだと感じていたら、それは幸せですよね。すごい当たり前のことを書いているように見えますが、言いたいことは心の外側から何かしら論理的に幸せなんだと判定しようとしても、あまり心は反応してくれないのでは? ということです。
彼女とか空手とか、渡米とか、これだけのことをやったから幸せになって、自信も出ました、とはならなかったですからね。
身体から心をコントロール
我々の心というのは、いろいろな体内の物質によって左右されています。例えば、現在わかっている、うつ病とかかわりのある神経伝達物質。これはモノアミン類(セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン)と言われています。
昔は「うつというのは心の弱い人がなる者」=「弱虫」などという見方もありましたが、今では誰でもかかる可能性のある「心のかぜ」のようなものと言われるようになってきました。
心は体内の物質によって左右される現象である、ということが広くわかってきたからですね。
では、体内にあるこの物質たちの分泌量をコントロールできれば、自然とうつやその他のメンタル疾患の予防になるのではないか。ということで、精神科医の樺沢先生は、毎朝、朝日の下でリズム運動することで、セロトニンを活性化させることを推奨されておられます。予防です。
そんなことで心が元気になるの? と思うかもしれませんが、なるんです。私も朝なるべく日光の中リズム運動(スクワットとか)やるようにしてますが、やった日とやらなかった日では明らかに精神状態が違います。やった日は単純に気分がいいんです。
すぐに自信がわいてくる方法
ですので、この自分に自信がない、とか他者と比較していつも落ち込んでしまう、というのも身体からコントロールできるものです。
ではその方法を。
「自分だけの目標ではなく、もっと大きなものに貢献しようとする気持ちを持ち、そのために誰かをサポートしようと思う」。
ただこれだけです。
これによって、身体は「思いやり・絆反応」という状態になり、体内にはオキシトシンやセロトニンが分泌されて、やる気・勇気が湧き出て、頭の回転が速くなり、しかも多幸感さえ感じることができる。
やる気と勇気があり、頭の回転も速くなって、しかもハッピーである心の状態を、「自信がある」と呼ぶのではないですか? Self-confidence.
もちろん、そして実際に小さな行動を起こしてみてください。例えば、お母さんのお手伝いをした、困っている友達にちょっと手を貸してあげた、ちょっと席を譲った、などなど。
ほんとに些細なことでも、世の中の大きなことに貢献しようとする気持ちをもって、行動を見直してみると、感じ方がまるで違うことに気が付きます。
自信のない人の特徴
自信がない時、私もいろいろなことを試してみました。例えば、
- 恵まれているんだと考えてみる
- 自分より下を見る
- そんなふう(自信があるふうに)にふるまってみる
- 名言・格言を読んでみる
- 向精神剤を飲む(医師処方のものです)
- お酒に逃げる
どれもあんまり効き目がなかった。あるいは長続きしなかったですね。
なぜなら、当時体内にある物質が、もう気が滅入るような状態にセッティングされていたというのも一つ大きな原因であったのではと思います。
そういう心のセッティングになるのは(やらないでくださいね)
- 自分を責める
- いつも他人と比較し、さらに滅入る
- 悪い言葉を使う(他人に対しても自分に対しても)
- 1日の悪いことばかりを思い出す
- 運動しない
- 自分の事しか考えていない(これは、自分の目標・目的のためだけに行動し、あるいは自分が世界でたった一人孤立していると信じてしまう)
こんな感じです。
単純に、これの逆をやればいいという話ですが。
- 自分を無条件に褒めましょう
- 人との比較はやめましょう(SNSは極力見ない)
- いい言葉を使うようにする(悪い言葉で腐り方が早くなる卵の話もありますし)
- 寝る前にポジティブ日記をつけて、いい面を見つける癖をつけましょう
- 運動しましょう
- 思いやり・絆反応がおきるように、自分だけの目標ではなく、もっと大きなものに貢献しようとする気持ちを持ち、そのために誰かをサポートしましょう
ぶっちゃけ最後のやつだけでいいんで、まずは初めてみてください。人と比較する気持ちが減って、充足感がわいてきます。そしてすぐに自信も湧き上がってくるのに気づくはずです。
まとめ
どんなに優秀な人も、例えばとても有名な大学で心理学の第一人者と呼ばれるような人も(!)、自分だけの目標しか見ていなかったときは、いつも不安にさいなまれていたそうですよ。「私なんてこの大学に場違いなのでは。いつか実力のないことがばれてクビになるのではないか」。
ミシガン大学という心理学の最高峰の大学で働いていた、ジェニファーさんという方のお話です。100以上の論文、多くの心理学に貢献したという賞を受賞していたにもかかわらず、自分に自信がなかったんだそうですよ。なんかある意味すごいですね。
何かを成し遂げても、それが自分の目標のためだけのものであるならば、孤独感は増し、人はいつでも他者と比較して「ダメな自分」を作り上げていきます。
彼女も、大きな目標をもちそのために努力をする気持ちが、その後の人生を大きく変えたと語っています。
大きな目標に貢献ししようとすれば、体内物質が変化します。ストレスが減り、健康にもなって、そして皆さんの欲しい自信も自然とわいてきます。それはあなたの体内環境が、そういう状態・セッティングになったからですよ。
誰でもできます。あさっての方向性への努力をやめて、即効、試してみてください。では!