AI時代に備えて知っておきたい、「AIにできるお仕事」
Tasks that AI can do for us.
皆さんこんにちは。今日も一日お疲れ様でした。
先日私たちの会社でも、日本への渡航禁止が発せられました。そして日本人従業員が他国の工場や事務所を訪れることも、当面不可です。
私たちのチームはそもそも在宅勤務なので、仕事のスタイルにあんまり大きな変化はありません。ですが、Kusunoko-CI北海道住みなので、国内の出張も自主的にストップいたしました。あ、もちろん上司承認は得ています。
空港行って、その場でもらって国内を移動・そして拡散、なんてことも考えられますしね。今しばらくは大人しくしておかないといけないかなと思います。
さて今日は、久しぶりにAIネタです。AI時代に備えて知っておきたい、「AIにできるお仕事」です。
AIにできること、Hondaの技術
AIに関しては、何本かこのブログでもまとめてきました。
私は基本的にはAIというものに、すごく夢見ているタイプです。近未来の暮らし、AIにサポートされてどんどん豊かになるイメージ。
最近だと、すごくいいなと思ったのが、「Honda Riding Assist」。もともとバイクが好きなので。
これ飼い主(?)について歩いてるのなんかみると、もうすでに情がわいてきてしまいます。
ぞれから感情エンジン HANA (Honda Automated Network Assistant)とか言うものを搭載した、「Honda NeuV」。
公式サイトから。
世界初公開となるAI技術「感情エンジン※ HANA(Honda Automated Network Assistant)」を搭載し、自動運転機能を備えたEVコミューターのコンセプトカーです。
ドライバーの表情や声の調子からストレス状況を判断して安全運転のサポートを行うほか、ライフスタイルや嗜好を学習して、状況に応じた選択肢の提案を行うなど、ドライバーとモビリティの自然なコミュニケーションを実現しています。
また、所有者が使用しない時間には、所有者の許可を得て、自動運転で移動しライドシェアを行うなど、自動運転技術とAIによって拡がるモビリティの可能性を模索するコンセプトモデルです。(Honda NeuV)
ということで、早く実現しないかな。庶民レベルで。
今のご老人の免許問題なんか、一気に解決できるじゃないですか。ぜひうちの親にも贈ってあげたいです。
そして将来的に運転免許とか、どうなってるんでしょうね?
AIにできるお仕事
さて、以前はいろいろAIの仕組みというか、どういうものなのか、何をしているのか、なんてことをまとめてきました。
そこで今回は、AIに具体体的にどんな仕事ができるかです。ぶっちゃけ仕組みなんか知らなくても、出来ること・出来ないことを知っていれば、自分たちの仕事にどう使えるのかのイメージはわきます。
そして、どういう領域の仕事に食い込んできそうなのかも、なんとなく予測できますよね。
今現状、AIが使われている、あるいはいくのは大きく分けて、この4つ。
- 識別系:見て認識
- 予測系:考えて予測
- 会話系:会話
- 実行系:モノを動かす(作業する)
そしてそれぞれが、さらに
- 代行型:人間ができることをAIが代わりにやる
- 拡張型:人間の出来ないことをAIと共に行う
に分かれるので、合計で4x2=8タイプに分類分け出来ます。
では順に見ていきましょう。
識別系
識別系x代行型
今までは人間にしかできなかったところを、AIにやってもらう。人間は最終チェックや承認業務のみに集中できる。工場だと外観検査の不良チェックとか。
識別系x拡張型
医療現場での検査制度の向上や、人で不測の解消。あるいは大量の動画データを処理などという人間には出来ないことをやってもらったり。かなり役立つでしょうね。
これも、人間に判断できないレベルの、不良品のチェックとかいい感じだろうな。
予測系
予測系x代行型
こういうのは工場での、機械の異常検知とかにいいですね。予防保全とかいうやつですね。こういうシステムは今のIoTですでに実現されてます。
予測系x拡張型
人間だと判断のしづらい、大量の要因が絡み合ったものの予測などに力を発揮します。これは品質問題で使えそう。実験計画法とか精度が上がりそう。。
会話系
会話系x代行型
コールセンターのお仕事なんかですね。質問とか、ある程度単純なものはAIに振ってしまうと。人間はもっと違う、高度な作業に従事できます。
会話系x拡張型
専門分野の受け答え。対話による感情の読み取り、翻訳。こういうものも、データさえそろっていれば、AIによって代替可能。
実行系
実行系x代行型
今までは人が行ってきた作業をAIと機械がやってくれる。いわゆるオートメーションですが、最近は話題の自動運転や、工場で人と共に働く「協働」型ロボットなんかも出回っていますね。
実行系x拡張型
自分で予測しながら自動飛行を行うドローンとか。こういったものになるとかなり我々がイメージする、いわゆる「ロボット」に近い存在になってきますよね。これらの進化系が”ドラえもんもどき”だったりするのかな。夢がある世界ですよね。
あとパワードスーツ的なのも、くすぐられますよね。ボトムズくらいなら、すぐ作れるんじゃないの?
まとめ
そんなわけで今回は、AI時代に備えて知っておきたい、「AIにできるお仕事」でした。
以前もお話ししましたが、今まで主に人間がやってきた、いろんな領域に、ぐいぐい食い込んでくるAI達。
もちろんすぐに全てお任せできるわけではないでしょうが、徐々にその分野を広げていくでしょうね。
自分のイメージとしては、「結構詰まんない仕事も、文句言わずに淡々とやってくれそう」で好きです。なんていうかこと忍耐力なら、彼らにはへでもないでしょうしね。
ただそのかわり、そういう誰でもできる仕事というのは、代替がきくということになってしまいます。なので、今から「AIをプロデュース」する視点で物を考えていった方がいいわけですね。
そのためにも、何ができて、何ができないのか、どういうことにAIを適用すれば、生産性が上がるのか、そういうことを考えられる人材になっていきたいものです。
私は、いかに改善活動が楽にできるか、という視点で見ています。
改善の全体的な方向性は、人間が、複雑な要素の組み合わせ計算(計画とか、生産予測とか、品質問題とか、コストとか)にはAIにやってもらう、みたいな改善活動が主流になっていくんじゃないかなと思っています。
そして今年も、4月にAI Expoがあるんですが。
このコロナでちょっと見送りになってしまいそうな予感です。チケットはもうあるんですけどね。。。
ということで、皆さん、人ごみは避けて、うがい手洗いです。
今日も読んでいただきまして、ありがとうございました。
では!
今日の参考文献↓