息子へ、お父さんから伝えておきたいこと その11
やぁ元気かい?
前の記事から少し間が空いたね。今回から「パパ」を「お父さん」に変更だ!
最近は記事の更新に時間がかかるようになってきた。お父さんは、片頭痛やらなにやら、あまり無理ができない体になってしまった。人はこうやって年を取っていくのだなーと感じているよ。
君も最近一緒に始めたストレッチや体にいいことを、何かしら自発的に続けていってほしい。今やっていることが、きちんと習慣化されるといいなと考えながら、柔軟体操で君の背中を押しているよ。
前回は君が小学生になる頃の手紙だった。あれから約9ヶ月。すっかり小学校生活にも慣れたようだね。毎日楽しいみたいで嬉しいよ。
入学と同時に始めたダンスも、一生懸命やっているね。もう何度か大きな発表会も経験して、少しずつうまくなっているようだ。リズムを聞けるようになってきたね。
あとは予定していたスマイルゼミも順調。毎日学校に行く前に取り組む様子を、感心しながら眺めています。発展クラスを選んだけれど、たいして難しくもないようで、スラスラやっているね。
なのでお父さんと二人で、また100均の問題集にお世話になった。3年生は終了して、今4年生の算数にチャレンジ中。
さすがにちょっと難しいので、進みがスローになってきたけど、別にあせる必要もないし、ゆっくりやっています。ちょっと大変なのか、あまり積極的ではなくなってきた(笑)
夜は子供用の統計の本を一緒に読んで、今の学習がいかに将来的に役に立つかを学んでいる。楽しいみたいでいい傾向だよ。すごいいっぱいメモを取っているね。
そのことをおじいちゃんおばちゃんに話したら、「認知症の老人って、部屋中メモ貼るんだよね」と言って笑っていた。ライフステージが変わると、感じ方も変わってくる(笑)
統計や方程式・関数的なことも、基本は今やってる1年生の授業ですでに習い始めていたんだ。今学校の勉強はちょっと簡単かもしれないけど、おろそかにせずしっかり身につけていってほしい。
論理やデータ分析という力は、君が大きくなった時必ず役に立つ、問われる能力になっていくよ。
そういう話をいっぱいしていたのを、覚えているだろうか?
将来役に立ちそうな情報を、できる限り分かりやすく、君の好きなマイクラなんかに例えて伝えています。どこかで思い出してくれたら、お父さんもやったかいがあったというものだ。
マイクラと言えば、ゲームとYou tube 。
ほんとに好きだね。
どこのお父さんお母さんと話をしても、みんなこの2つばっかりで、心配になるって言ってた。
デジタルネイティブとして、幼い頃からガジェットやコンピューターに触れるのはいいとして、自分をコントロールできるようにしていって欲しい。
自分を律せられない人は、ただ生きること自体、難しくなる場合がある。
なんで一日一時間とか言われてるのか、今はまだよくわからないかもしれないけれど、こういうことも習慣だ。きちんとできるように、今のところはお父さんお母さんが、がんばっているよ。
コンピューターと言えば、今年は初めてプログラミング大会にも応募してみたね。残念ながら入賞はしなかったけど、Scratch でゲームを一つ完成させたのは、いい経験になったのではと思う。
本も買ったし、ラップトップもお下がりがあるから、好きなように探求して欲しい。
我が家のコンセプトであるSTEAMの一貫として、最近は書道も始めた。
数学やコンピューターと書道。なんだかまったく違うものだけど、こういう意外な組み合わせが、将来イノベーションを起こすんじゃないかなと思って。
かのiPhone もそのように生まれたみたいだし。とりあえずすごい楽しんでるみたいだからヨシ。いっつもバタバタ落ち着きないから、こういう集中する系のものは、きっと何かの役に立つよ。
いつの頃からか、NHKのニュースを毎晩欠かさず見るようになってきた。お父さんと毎日夜7時のニュースを見るのが日課だ。たまに見れないときは、めちゃくちゃ不機嫌になってる。
なかなか変わった子どもだと思うが、社会現象に興味があるのは素晴らしいことだ。
お陰で語彙も増えてきているし。お父さんは、実は毎日、「◯◯ってどういう意味?」という君の質問に答えるのを楽しみにしていたよ。
このころ君と少しずつ論理的な話ができるようになっていった。君が赤ちゃんから少年に変わっていく様子が観察できて、とてもうれしかった。
ニュースといえば、ロシアによるウクライナの侵略戦争もう1年近く続いてる。中国も明らかに台湾を狙って、最近挑発が異常に増えてきている。
君が大人になる時に、日本が戦争に巻き込まれたり、君や君の家族・大切な人たちが戦時下の中に生きていないことを願うよ。
この頃よく言っていたと思うんだけど、 今ある当たり前のことをあんまり当たり前だと思いすぎないように。平和なこと、何でも自由にできること、そういったことが実はとても貴重なことだということに、気付いて生きていって欲しいなと思う。
それは謙虚さという人柄にもかかわってくることだ。「謙虚」がわからなかったらググってね。
もうすぐ初めてのスケート授業も始まる。今週はお母さんと、生まれて初めてリンクで滑ってみた。転んでも、何度も起き上がって挑戦していたようだね。
この日の夜、それが挑戦し続けることの大切さだという話をした。そして君の、実際にスケートをして、転んでみないと上達なんかしないということに気付いたと言っていたね。
この気づきは素晴らしい。
だから普段の勉強や、人生であっても多少失敗しても取り乱してはいけない。そのミスや失敗から学ぶんだよ。大ケガはしないようにリスクはコントロールしながら、実際に失敗して多くのことを学んでいってほしい。
「失敗したということは、少なくともチャレンジしたという意味だ」、「カイゼンで一番悪い失敗は、チャレンジしなかったこと」、晩御飯を食べながらこの二つを伝えたんだけれど、大事な言葉だからこれから先忘れないでね。
いろんなことに挑戦して、大いに楽しんで。
今日はここまで。2023年が君にとって実りある一年になりますように。ほんとに大きくなったなぁ・・・。もうすぐ2年生だね。
これ、一緒に読んでたんだよ。