日常的カイゼン たったひとつの目的
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皆さんこんにちは! 今日もどこかで改善サポート、Kusunoko-CIです。
さて最近、小さなカイゼン活動を促進、サポートする機会に恵まれました。
小さなカイゼンとはなんぞや、という話ですが、ここではいわゆるプロジェクトのように、真因がまだ分からず、かつ横断的な組織行動が必要なものとは違うものを意図しています。
こうしたものは、自然とややサイズが大きくなりがちです。
そうではなく、作業者さんが、日々のお仕事の中でやりづらさを感じているもの。そのために品質やリードタイムに悪影響を及ぼしているので、とにかくサッと良くしたい。楽に作業ができるようになりたい。
そんな感じの、さして大きな投資も必要ないようなものをイメージしていただければと思います。
こういうのは、とにかくやってみる、行動を起こしていくことが重要です。
多少失敗したところで、やり直しもききますからね。
やってダメなら、また新たな手を考える。小さなPDCA を何度も回してみる。
やらなきゃ分からないことも多々ありますし、そうすることで徐々にでも前に進んでいくことができます。
特に今回のメンタリング・サポートでは、こうしたカイゼン自体が初めて、という方が多いのが特徴でした。
まずはやってもらって、小さくとも成果を楽しみ、活動に興味をもってもらいたい。
やり遂げ、結果が出せたことをまずは誉め、少しずつ、自発的にアクションがとれるよう、内的欲求を高めてもらうことが何より先決です。
自分が新たに何かを学ぶとき、初めから完璧を求められたら、きっとやる気を失いますよね。
やって見せて、言ってきかせてさせてみて、誉めてやらねば人は動かじ
の精神です。
ある人は、トヨタを評して、「全員が問題解決に熱狂的になっている人たちの集団」と述べていました。
隠れた問題を、探してでも白日の元に晒して、それを解決する。そしてそのチャレンジと成果が評価に繋がる組織。
そのための一助として、我々カイゼン指導者は、日々草の根的な活動をとっていくのでした。
楽しいと思ってもらえたら、我々のメンタリングは大成功ですね。楽しんでもらって、どんどん楽になっていただきましょう!
今日も読んでいただきましてありがとうございました。
ではまた!
本を出版しました! 組織的活動の成功への道筋が見えますよ。