DMAIC手法 何をしているのか? 各ステップでやることまとめ
皆さんこんにちは! 今日もどこかで改善サポート、Kusunoko-CIです。
以前もざっくりと、シックスシグマの問題解決ステップを書きましたが、今回はもう少しわかりやすく、表にまとめておこうと思います。
DMAIC ステップ
書籍を読んでも、いまいち何をしていいのかわからない感の否めないこのシックスシグマ。統計的な手法の解説本はあるにはあるんですが、現場で実際に問題解決に使うにはあまりにもアカデミックすぎます。
実際、「シックスシグマ」と銘打ってみても、実のところいわゆる「品質統計」の考え方を導入しているにすぎません。
おそらくは皆さんが日常的に使用されている統計手法を、網羅的に、かつ体系的に使おうとしているだけなのです。
あんまりステップごとの説明が明らかにされていないのは、ビジネスとして意図的に秘匿されているからではないかと考えているのですが。
そんなわけで、以下の表です。DMAICの各ステップでやるべきことをまとめました。
いろんなツールを学んだけれど、何の目的で、いつ何を使うんだ? と道に迷っているならば、ぜひこちらをご参照ください。
またこれを目安に、各々の統計手法を深く学んでいただければいいかと思います。そういう記事もご用意してありますのでよろしければご確認ください。
まとめ
そんなわけで、必要なツールを、必要な時(ところ)に、必要なだけ使うという、CI(Continuous Improvement)ツールのジャストインタイム(JIT)が求められるのが、問題解決。
リーンであれ、このシックスシグマであれ、そこは変わりません。
使いこなすためには、ある程度のメンタリングも必要だと思います。ただ大事なことは、いずれのケースであれ、「問題が解決される」というところ。
手法の深い部分の仕組み(数学的なところとか)はわからなくても、役に立てばいいのです。ピタゴラスの定理を証明できなくても、使えますよね。
皆さんのカイゼン活動が実り多きものになりますように。
今日も読んでいただきまして、ありがとうございました。
ではまた!