日本人がイメージしづらい英単語 1

Photo by Jon Tyson on Unsplash

皆さんこんにちは! 今日もどこかで改善サポ―ト、Kusunoko-CIです。

今回は久しぶりに「英語ネタ」です。

いまだに毎日、CNNとYou tubeのリスンニングチャンネルを、毎日欠かさず視聴しています。だいたい30分。「ちりも積もれば」の精神。

もちろん分からない単語や言い回しは、メモを取ったり、辞書で確認したりして、少しでも「知らない、なんだそれ?」という状態を減らすように努力しています。

株も英語も改善もそうですが、「知らない」というのはかなり痛い

調べたり学んだりしておけば、前もって準備しておける部分で、Disadvantageを取らないようにしましょう。

結局のところ、「知識・情報は力」です。差異化の元になるのです。

センスだって、知識から得られるのでしたね。

そんなことを踏まえて今回は、日本人が割とイメージしづらい、でもネイティブと仕事してると結構な頻度でお目にかかる単語を、ちょっとセレクトしてみました。

最近(というわけでもないけど)、ちょこちょこ会話に上ってきた単語の意味を確認する回です。

思い出したように、シリーズで続くかもしれません。

Dry run, Ad hoc, Deck, Metric, Mock up

今回は、Dry run, Ad hoc, Deck, Metric, Mock upという5単語、プラス「おまけ」になります。

ちなみに今回の単語は、主に「Cambridge dictionary」というOnlineの英英辞書で意味を確認しました。

発音も聞けるし、なかなかいい英語辞書です。

Dry run

まずは「dry run」。

意味は、

an occasion when you practise a particular activity or performance

で、「特定の活動やパフォーマンスを練習する機会」となっています。

予行演習ですね。

類義語としては、

rehearsal, tryout, practical test, practice exercise,

なんていうのが出てきますが、一番日本人に身近なのは、「rehearsal」ですね。「リハーサル」という日本語にもなっていますし。

使用例だと、

Let us do a dry run beforehand so that we can find out something hidden factors.

こんな感じですかね。

Photo by Yan Berthemy on Unsplash

Ad hoc

ad hoc

「あどほっく」、というような発音になりますが、意味は

made or happening only for a particular purpose or need, not planned before it happens

「特定の目的または必要性のためにのみ起こり、前もって計画されていない」とのこと。ラテン語由来の単語ですが、ちょいちょい使われますね。

Ad hoc meetingみたいに、「突然ミーティング入っちゃってさ」(だから、ごめん君とのミーティングはキャンセルさせてね)みたいな状況ですね。

類義語だと、

Impromptu, provisional 即興の、仮の

が近いようですが、「ad hoc」の代わりに使ってるのは聞いたことがない。

言い換えるなら、「sudden meeting」のほうがしっくりきます。

Deck

次は「deck」。

これ結構トリッキーで、最初聞いたときは、頭の上に「?」がいっぱい出てました。

真っ先に思いつく意味は、

a flat area for walking on, built across the space between the sides of a boat:

「甲板」とか、ではないですか? Wood deckとかいう言い方もしますね。

ところがこれ、「パワーポイント資料」のことなんですよね。

PPTということも多いのですが、Nativeとやりとりしてると、この「deck」表現にもよく出くわしました。

最初は「なんのこっちゃ?」でしたね。調べたら、ちゃんとありました。

辞書じゃないですけど、英語学習サイトに。

何かを調べるには、本当にいい時代ですよね。

Photo by Product School on Unsplash

Metric

お次は「metric」です。

これも、辞書的には、

The metric system of measurement uses units based on the gram, metre, and litre.

というのが出てきますが、要は「メートル法の」という意味です。

ただし、ビジネスの世界ではそうは使われない。ほぼ確実に、「評価基準」とか「指標」の意味です(「主夫と翻訳」)。

なので改善関係だと、方針管理の「KPI」絡みの話をしているときによく出てきますね。

どう定量的に測り、進捗・成功を確認するのか、という時です。

これも、辞書を引いても意味が分からず、なんとなくしっくりこない期間が長かった単語でしたね。

Mock up

最後が「mock up」。

意味は

a plan of how a page of a website, magazine, newspaper, etc. will look when it is finally created

ですが、日本語では「簡易試作版」というのがしっくりきそうです。

改善でもそうですが、いきなり本物を作るのは、時間もお金もかかるし、現実的ではない。

なので、「簡易試作版」をつくって、どんな感じのものをイメージしているのか、みんなで確認してみる。

それをもとに、また改良を加えたりして進めていこう、というような場面で使われますが、これも知らなかったので、「何だろう」と思ったのものです。

Why don’t we create a mock up? And bring it to the management to get approval.

とかそんな感じの使われ方です。

おまけ

Right-hand」。

言うまでもなく「右手」ですが、日本語でもよくありますね。

誰誰の右腕」という表現。あれと同じです。

「You are my right-hand」。

「右腕」は、ある人が最も信頼している有能な部下をいう。 右腕がふつう、利き腕であるところから。(goo辞書

ということで、本日私の上司に、そう呼んでいただきました。

単にこれが書きたかっただけじゃないかという話もありますが、「同じように言うんだな」と変に感心したので、最後に選んでみました。

Left hand」じゃなくて良かったです(笑)。

Photo by Clay Banks on Unsplash

まとめ

というわけで今回は、「日本人が割とイメージしづらい、でもネイティブと仕事してると結構な頻度でお目にかかる単語」を基準に選んでみました。

知っていれば、なんてことないのです。

あるいは知らないだけならまだしも、大きく勘違いなんかすると、結構後々響いてきますんで、ぜひ頭の片隅にでも入れておいてくださいね。

ちなみに、こうした単語が実際のセンテンスで、どう使われているかを確認するには、こちら、

Improve your English pronunciation using YouTube

というサイトがおすすめです。

調べたい単語が、実際のスピーチなどで話されているのが確認できます。「発音」が自然な流れの中でどう変化するのかを知るには、とてもいいサイトですよ。

ぜひご活用ください。

本日も読んでいただきまして、ありがとうございました。

一緒に英語、がんばりましょう!

ではまた!



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