日本人がイメージしづらい英単語 1
皆さんこんにちは! 今日もどこかで改善サポ―ト、Kusunoko-CIです。
今回は久しぶりに「英語ネタ」です。
いまだに毎日、CNNとYou tubeのリスンニングチャンネルを、毎日欠かさず視聴しています。だいたい30分。「ちりも積もれば」の精神。
もちろん分からない単語や言い回しは、メモを取ったり、辞書で確認したりして、少しでも「知らない、なんだそれ?」という状態を減らすように努力しています。
株も英語も改善もそうですが、「知らない」というのはかなり痛い。
調べたり学んだりしておけば、前もって準備しておける部分で、Disadvantageを取らないようにしましょう。
結局のところ、「知識・情報は力」です。差異化の元になるのです。
センスだって、知識から得られるのでしたね。
そんなことを踏まえて今回は、日本人が割とイメージしづらい、でもネイティブと仕事してると結構な頻度でお目にかかる単語を、ちょっとセレクトしてみました。
最近(というわけでもないけど)、ちょこちょこ会話に上ってきた単語の意味を確認する回です。
思い出したように、シリーズで続くかもしれません。
Dry run, Ad hoc, Deck, Metric, Mock up
今回は、Dry run, Ad hoc, Deck, Metric, Mock upという5単語、プラス「おまけ」になります。
ちなみに今回の単語は、主に「Cambridge dictionary」というOnlineの英英辞書で意味を確認しました。
発音も聞けるし、なかなかいい英語辞書です。
Dry run
まずは「dry run」。
意味は、
an occasion when you practise a particular activity or performance
で、「特定の活動やパフォーマンスを練習する機会」となっています。
予行演習ですね。
類義語としては、
rehearsal, tryout, practical test, practice exercise,
なんていうのが出てきますが、一番日本人に身近なのは、「rehearsal」ですね。「リハーサル」という日本語にもなっていますし。
使用例だと、
Let us do a dry run beforehand so that we can find out something hidden factors.
こんな感じですかね。
Ad hoc
「ad hoc」
「あどほっく」、というような発音になりますが、意味は
made or happening only for a particular purpose or need, not planned before it happens
「特定の目的または必要性のためにのみ起こり、前もって計画されていない」とのこと。ラテン語由来の単語ですが、ちょいちょい使われますね。
Ad hoc meetingみたいに、「突然ミーティング入っちゃってさ」(だから、ごめん君とのミーティングはキャンセルさせてね)みたいな状況ですね。
類義語だと、
Impromptu, provisional 即興の、仮の
が近いようですが、「ad hoc」の代わりに使ってるのは聞いたことがない。
言い換えるなら、「sudden meeting」のほうがしっくりきます。
Deck
次は「deck」。
これ結構トリッキーで、最初聞いたときは、頭の上に「?」がいっぱい出てました。
真っ先に思いつく意味は、
a flat area for walking on, built across the space between the sides of a boat:
「甲板」とか、ではないですか? Wood deckとかいう言い方もしますね。
ところがこれ、「パワーポイント資料」のことなんですよね。
PPTということも多いのですが、Nativeとやりとりしてると、この「deck」表現にもよく出くわしました。
最初は「なんのこっちゃ?」でしたね。調べたら、ちゃんとありました。
辞書じゃないですけど、英語学習サイトに。
何かを調べるには、本当にいい時代ですよね。
Metric
お次は「metric」です。
これも、辞書的には、
The metric system of measurement uses units based on the gram, metre, and litre.
というのが出てきますが、要は「メートル法の」という意味です。
ただし、ビジネスの世界ではそうは使われない。ほぼ確実に、「評価基準」とか「指標」の意味です(「主夫と翻訳」)。
なので改善関係だと、方針管理の「KPI」絡みの話をしているときによく出てきますね。
どう定量的に測り、進捗・成功を確認するのか、という時です。
これも、辞書を引いても意味が分からず、なんとなくしっくりこない期間が長かった単語でしたね。
Mock up
最後が「mock up」。
意味は
a plan of how a page of a website, magazine, newspaper, etc. will look when it is finally created
ですが、日本語では「簡易試作版」というのがしっくりきそうです。
改善でもそうですが、いきなり本物を作るのは、時間もお金もかかるし、現実的ではない。
なので、「簡易試作版」をつくって、どんな感じのものをイメージしているのか、みんなで確認してみる。
それをもとに、また改良を加えたりして進めていこう、というような場面で使われますが、これも知らなかったので、「何だろう」と思ったのものです。
Why don’t we create a mock up? And bring it to the management to get approval.
とかそんな感じの使われ方です。
おまけ
「Right-hand」。
言うまでもなく「右手」ですが、日本語でもよくありますね。
「誰誰の右腕」という表現。あれと同じです。
「You are my right-hand」。
「右腕」は、ある人が最も信頼している有能な部下をいう。 右腕がふつう、利き腕であるところから。(goo辞書)
ということで、本日私の上司に、そう呼んでいただきました。
単にこれが書きたかっただけじゃないかという話もありますが、「同じように言うんだな」と変に感心したので、最後に選んでみました。
「Left hand」じゃなくて良かったです(笑)。
まとめ
というわけで今回は、「日本人が割とイメージしづらい、でもネイティブと仕事してると結構な頻度でお目にかかる単語」を基準に選んでみました。
知っていれば、なんてことないのです。
あるいは知らないだけならまだしも、大きく勘違いなんかすると、結構後々響いてきますんで、ぜひ頭の片隅にでも入れておいてくださいね。
ちなみに、こうした単語が実際のセンテンスで、どう使われているかを確認するには、こちら、
Improve your English pronunciation using YouTube
というサイトがおすすめです。
調べたい単語が、実際のスピーチなどで話されているのが確認できます。「発音」が自然な流れの中でどう変化するのかを知るには、とてもいいサイトですよ。
ぜひご活用ください。
本日も読んでいただきまして、ありがとうございました。
一緒に英語、がんばりましょう!
ではまた!