ありがとうと免疫 ちょっと性格の悪いあなたへ
Immunity and appreciation.
皆さんこんにちは。今日も一日お疲れ様です。
さて、これを書いている今、連日コロナの話題で持ちきりです。テレビをつけてもコロナばかりで、「なるべく外出をしない」ことが盛んに推奨されています。
もうずいぶんになりますが、気が滅入ってしまいますね。
ただこれだけ感染が広がると、やっぱり慎重にならざるを得ないです。なんせ、どこで感染するかわからない状態ですからね。誰でもどこでも、可能性がある段階になってしまいました。
こうした状況で、我々にできることは、基本的には「うがい・手洗い」をしっかりする。それによって、ウィルスの侵入を防ぐことです。
そしてもう一点が、ウィルスなどの悪さをするものが体内に侵入したとき、これを最小限の被害で抑えること。つまり高い免疫機能を保つということです。
そんなわけで、今回は、誰でも手軽にできる免疫機能の保ち方についての記事になります。
このコロナ騒動(だけじゃなく病気全般に対しても)の中、これを読んだ皆さんが、健康で活き活き笑顔で暮らせますように。
「ありがとう」と言うこと
ではさっそく、この手軽な免疫機能の保ち方です。
「ありがとう」と心の中で言いましょう。
それだけです。
「え? ありがとうと言うことと、免疫機能と何の関係があるの?」と思われるかもしれません。
でも本当に、関係があるんですよ。
まずはそのやり方ですが、とにかくありがとうと心の中で言ってみる。
道を歩く時、誰かと会う時、買い物をするとき、ご飯を食べるとき・・・・。我々には、いろんな瞬間この「ありがとう」を言う機会があります。むしろ、ない機会はない。
普段の生活の中で、特に何も考えてない、あるいは、ここ重要ですが、「何かネガティブなことを考えてる」時というのが、結構な時間存在していませんか?
イヤなことがあった、こんなことが言われた、自分のここが嫌いだ、あの人と比べてダメだ、などなど。人間気が付くと、ばかにならない頻度で、なんかネガティブなことをつぶやいたり思ったり。
これは確実に免疫機能を低下させます。体を弱くします。
その反対をする、つまり「ポジティブ」になれば、必然的に免疫機能も高まるのです。
そうは言われても、なかなかポジティブな気持ちになんかなれない。ってか続かない、と思うかもしれませんね。
でも、この「ありがとう」という言葉を発してみると、試してみてください。なんか心が、今ある状況や瞬間のなかから、感謝できそうな「いい面」を探そうとします。
どうでうか? 探そうとしていませんか?
これがポイントなんですね。物事の「いい面を探す」。
なぜ「ありがとう」なのか ~竹田和平さん~
この方法は、もともとは竹田和平さんという方が広めた考え方です。
竹田和平さんさんとは
「タマゴボーロ」で有名な竹田製菓(現・竹田本社)を創業し、中部日本放送(CBC)をはじめとした104社の上場企業の大株主でもあった。これは個人が大株主となっている上場企業数で国内一位の数字であった。
また、百尊家宝、株式投資など事業家として活躍しているほか、日本の未来を担う人材育成のため「まろわ講」(「まろわ問答講」)を主宰し、自身の経験や財産を人材投資という形で社会還元していた。
これWikiからですが、調べてみると本当に器量の大きな人だったんだなというのがわかります。あの「Happy money」本田健さんのお師匠さんでもありまして、日本の「ウォーレン・バフェット」とまで呼ばれました。
この竹田さん、「ありがとうを100万回言うと、人生が変わる」というお話を、多くの方に伝えていました。
ありがとうは、人生を変えます。成功の方向へ。「ありがとうと唱えて、徳を積むと、運が向いてくる」というのが竹田さんの教え。
ご自身の会社「竹田製菓」の、「タマゴボーロ」や「麦ふぁ~」の製造工程では、実際に100万回の「ありがとう」を聞かせながら、これらを商品を作っているのだそうです。
「100万回ありがとうを聞かせた菓子? 「麦ふぁ~」製造元に聞いた」
多くの実業家・著名人も実践する、この「ありがとう」を言ってみる、です。
ありがとうという「精神衛生と免疫」
ポジティブであることの免疫機能への作用というのは、ずいぶん研究結果が報告されています。
例えばこちらの記事では、イギリスのエクセター大学とオックスフォードの共同研究について紹介されています(「ポジティブ思考は体にも良い影響を及ぼす、免疫力の向上も 英研究」)。
こちらLife hackerでは、「ポジティブな経験を3日間書き続けただけで健康になれる」ということが証明された記事が出ていますね。
ポジティブになるためにはいろんな方法があります。以前はポジティブ日記もご消化しました。「寝る前に、今日あった良かったことを3つ書く」、というやつでしたね。
これも大変効果的です。
そして今回は、この「ありがとう」と言う感謝の気持ちを、常に心に持ってみる。これをお勧めしたいです。
シンプルですが、何よりも簡単に、驚くほどスピーディーに、心がポジティブになるのが実感できますよ!
ゼロリスク・スーパーハイリターン

いろいろ、ポジティブになる方法は紹介されていますね。
「いつもユーモアのセンスを持とう」、なんてのもありましたが、そんなにいつも面白いことも思いつかないし、せっかくなんか言ってみても、面白くないと、またそれはそれで少しイヤな気持ちになるし(笑)。
その点、このありがとうはいいですよ。本当にシンプルで、しかもパワフル。このありがとう提唱者、竹田和平さんは「ありがとうは、ゼロリスク・スーパーハイリターンの投資だ」と述べておられます。日本一の個人投資らしいお言葉。
私の場合、その昔、本当にネガティブで、しょっちゅう体のどこか調子が悪かったもんです。昔の友人ならよく知っていると思いますが、いつも風邪ひいて熱出していました。
ネガティブだったあの頃、心の中で出てくるのは、基本ありがとうの反対=「文句」でした。
自分に文句、他人に文句、社会や世界に文句。
とにかく与えられることが基本姿勢(Win-winの反対。Take and take)。
なので、何かしら与えてもらえない(ラッキーじゃないことも含めて)、それはもう文句を言う対象になってしまう。
そして、すべてにダメ出しをすることで行きついた先が、立派な「うつ病」です。だから本当に怖いんですよ、言葉って。どんな側面を見出して、何を思い、どうそれについて語ったかは、最終的に自分に返ってきます。経験者は語る。
どんなに小さなことでもいいです。最初はちょっと「ケっ」とか思うかもしれない。でもまずは、とにかく心の中で「ありがとう」と言ってみてください。
ありがとうと言うことによって、あなたの脳が少しずつ、目の前にあること・人に感謝出来ることを探していきます。
そうすると、今まで当たり前に使っていたものさえ、次第に違う側面を見せてくれますよ。
例えばシャワー。このインフラの整備に、あるいは今の管理に、どれだけの人が携わったのか。このきれいな水を、ふんだんに使える環境は誰が用意してくれているのか。シャンプーやせっけんは、こんなにすっきりさせてくれるけれども、どれだけの人が開発・製造・流通・販売に携わっているのか。電気は。タオルは・・・。もうちょっと考えるだけで、どれだけの「ありがとう」が出てくるかわかりません。
まずは形からでいい。とにかく「ありがとう」と言う。
そして気分は、温かく緩やかな「ポジティブみ」を帯びていきます。
ポジティブになるだけで、免疫機能が高まるなら、このちょー簡単な「ありがとう」、やらない手はないですよね!
まとめ
さて今回は、心の中で「ありがとう」と言うだけで、免疫機能が高まるをテーマに語ってまいりました。
ちなみに、うれしい副作用としては、
- 謙虚になれる
- 優しくなれる
- 対人関係でいい相乗効果が生まれる
- なので、ラッキーなことに出くわすことが多くなる
- またありがとうと言いたくなる
- そしてまた1に戻る
こんなハッピー・スパイラルなことも感じています。
ぜひぜひ、今この瞬間から始めて、免疫機能を高めて、ハッピーで快適で、運にも恵まれた幸せな毎日を送ってください!
今日も読んでいただきまして、ありがとうございました!
では!