夢のSmart City! 私はそこでゆっくり寝たい
I want to sleep more.
皆さんこんにちは。突然ですが、よく眠れていますか? 以前もお話ししましたが、Kusunoko-CIは、けっこう不眠症の人です。うちはだいたい家族そろってこのタイプなんで、遺伝的なところもあるのでしょう。ただやっぱり眠れないのってすごくストレスたまりますよね。
そんなわけで、いろいろ快眠グッズやらアプリやらを探していたんですけども、予想外に夢を見させてくれる「スマートホーム技術」なるものを発見しました。そしてさらにはそうした技術の集約とも言えそうな、「トヨタ近未来都市構想」なども発見したので、ちょっとご紹介したいと思います。未来を感じさせてくれて、早く実現して欲しくなります! お金、用意しないといけないですよね。。。
よく眠りたい
とにかくKusunoko-CIは、眠るのが好きです。多分根が怠惰なんですね。その割には、不眠とか持ってるんで睡眠にはうるさい。うるさいったらうるさい。
で、以前もお話ししました睡眠負債。前回は体に悪影響を及ぼすということをご説明しました。ちなにみ、どういう状態かといいますと、以下Wikiさんから。
William C. Dement 教授(スタンフォード大学)により提唱された言葉で、日々の睡眠不足が借金のように積み重なり、心身に悪影響を及ぼすおそれのある状態である
なるほど。たまっていくんですね。
わずかな睡眠不足が積み重なり「債務超過」の状態に陥ると、生活や仕事の質が低下するだけでなく、うつ病、がん、認知症などの疾病に繋がるおそれがあるとされる。
この辺は前回もお伝えしました。うつ病ですよ、皆さん。
日本人のおよそ4割は睡眠時間が6時間未満で、睡眠不足の状態にある。しかしこれを自覚できていないケースもあり、睡眠不足が蓄積していってしまう。
いかがですか? みなさん。毎日どのくらい睡眠時間取れていますか? 残業が続いたりするとなかなか厳しいですよね。最低でも7時間だそうですよ。
そして以下衝撃的な情報が載ってました。
2003年にペンシルベニア大学が行った研究によれば、6時間睡眠を2週間続けた被験者グループの脳の働きは、2晩徹夜したグループと同程度まで低下している
2週間徹夜。私、自信を持って言えますけど、全く使い物にならなくなってますね、2週間徹夜なんてしたら。私の場合は、若い頃でさえできなかったと思う。絶対体おかしくなって寝込んでますね。虚弱体質なもんで。
こうやって日本人のケースを見ていると、ほんと皆さん働きすですよね。命削ってまで守る仕事ってなんだ、とか思いませんか? Work Life Balanceって本当に大事ですよ。QOLです。そんなの絶対間違ってるです。
アクティブスリープベッド
そんなわけで眠りというのは、我々の健康(ひいては命)にとってとても重要なActivityなわけですが。いかんせん、ないがしろにされがち。いかんですよね。毎日が忙しすぎるんですよね。あるいは1日が24時間っていうのも短すぎるんじゃないですかね。
とか言ってても始まらないんですけど、いろいろ「いい眠り」のできる器具ってないかな、って探していましたら、最近はこんなのが出てるんですよ、「アクティブスリープベッド」。まずは、You tubeでオフィシャルな映像を見てもらうのが早いですよね。
アプリと連動して、動いてサポート。眠りをActiveに捉えるというコンセプトはなかなか魅力的です。
で、気になる価格は、
- シングル 190,000円~(マットレスサイズ97×195㎝、マットレス別売)
- セミダブル 240,000円~(マットレスサイズ120×195㎝、マットレス別売)
ということですが、うーんやはりまだ高い! しかも使ってみてダメでした、と言ってもおいそれと返品できないような気がするんですが、どうなんでしょうかね。ただ、このアプリと連動というのは、今後絶対主流になってきますよね。
スマートホーム技術
でまたこのアプリ連動とか、調べていくとこの「スマートホーム技術」というものを見つけまして。これは以前紹介した、Smart Factoryの家庭版ですね。
そして政府主導のSociety 5.0なんかともつながってくるお話です。
このスマートホーム技術、Infineon Technologiesさんという会社のWeb pageにわかりやすい説明がありました。
「スマートホーム」とは、最新技術によるシステム、自動化プロセス、ネットに接続されたリモートコントロール機器などを使用するマンションや住宅を言います。この機能の主な目的は、生活の質と家庭での利便性を向上することです。その他にも、ネットに接続されたリモートコントロール機器によるセキュリティ強化、エネルギー消費の効率化などがあります。
身の回りの家電などがスマホやなんかで操作出来て、いろんなセンサーでオン・オフしたり、ということで、未来だなー。でもってまだまだ夢は膨らみますよね!
Kusunoko-CIがイメージする未来社会では、こういう個人の健康に関すること、どこか中央センターでモニタリングされてると予測します。
例えば、ウェアラブルのガジェットで、血圧、心拍や体温などが計測されていて、それらの情報を家庭用端末などでお知らせしてくれる。
例えば睡眠不足だったり、ホルモンバランスでもいいんですけど、モニターされていて、食べた方がいい食事、摂取すべきビタミン・ミネラル、必要な運動量なんかが一目でわかる。
もちろんなんかちょっと異常値の出てる時なんかは、医療機関との連携を取ることもできる(予約管理とか、症例チェックのAIとか)。持病があれば、ガジェットから投薬とかされるとなおうれしい。
こうしたデータは、契約したデータセンターで管理されていて、勤めている会社も従業員の健康管理のためアクセスする。ストレス値や疲労度が高い従業員には、会社として部署として有給取得であったり、ストレスマネジメントの講習であったりがサポートされる。
家庭用介助(介護)ロボットなんかも出回るので、遠方に住まう年老いた親の健康状態や生活状況もモニターできる。
どうでしょうね? 誰かこういうの作ってくれないかな。人によってはデストピアとかいうのかな?
トヨタ未来都市構想
とか思ってたら、今度はこんな記事見つけました。Smart City です!
「トヨタが手がける実証都市「Woven City」 静岡県裾野市で2021年着工スタート」
基本はもちろんトヨタですから、Mobilityというか、自動運転なんかの実験が最初なんでしょうけれども、
「プロジェクトでは、人々が生活を送るリアルな環境のもとで、自動運転をはじめ、モビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS)、パーソナルモビリティ、ロボット、スマートホーム技術、人工知能(AI)技術などの導入や検証が行なえる実証都市のスタイルが提示されている」(Yahooニュース)
とのことで、もちろん総合的やるみたいですね。こんなん、スマートホーム技術の集大成じゃないですか! まさにSmart City です! いーなーこれ! 私住みたいんですけど。
初期段階では2000人規模くらいの人口の町になるとのことですが、基本はトヨタとこのプロジェクト関連の方々ということで、当たり前ですね。
でももしかしたら、いろいろうまくいって、将来的には可能かもしれません。うーん引っ越したい。辞めなきゃよかったかも、とか言って。
でもこれが究極の形ですよね。ここから、実際に我々が暮らしていけるような都市や居住空間というものが一般化されていくわけです。それこそSociety 5.0を体現するプロジェクトですよね。
それらを支えていくのが5Gなんでしょう。そして待っているのはシンギュラリティ!(TED: レイ・カーツワイル:今後現れるシンギュラリティ(技術的特異点)を学ぶ大学) いやーワクワクしますね!
まとめ
今回はなんだか芋づる式に、面白い情報に行き当たりました。
仕事が忙しいのは仕方ないとしても、人間らしい暮らしができないというのはやはりおかしいですよね。何とかなってほしいなと思います。
ってか私は、本当に心行くまで眠りたいです。基本Lazyなんで。
睡眠負債の話だって、こうしたスマート技術やAIが仕事をしてくれるようになれば、徐々に解消されていくと思うんですよ。今、命削っているわけですよね、負債を抱えていくということは。
AIに仕事が奪われる、という部分はあるでしょうし、もちろん社会構造上存続できなくなる仕事というのは生まれてくるとは思います。
ただ、こうした技術が人間の暮らしをサポートし、本来あるべきスタイルで生きていけるようにしてくれるという部分を私は信じたい。夢を持っていたい。寝たい。
でもそんな未来も、もうすぐそこまで来ているような気がした、今日のコンテンツでした。もうすぐ時間を気にせず眠れるんですね。もう少し我慢します。。。
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