ハッピーマネー あなたがお金でハッピーになるのは、ハッピーに使うから
Happy money for you to spend.
皆さんこんにちは、Kusunoko-CIです。
皆さんのお金の運、最近どうですか?
お金というのは不思議な存在で、あるにこしたことはないものの、ありすぎても人を破滅に追い込んだり。
無ければないで、心が殺伐となるというか。不安だってわいてきますよね。家族を食べさしていくにはどうしたら、とか。
とかくお金というのは大切なものなわけですが、日本人はこれをあからさまに議論することを避けています。
なぜなのか?
そんなわけで今回は、最近読んだ本田健さんの「ハッピーマネー、一瞬で人生を変えるお金の秘密」という本から受けた印象を。感謝の気持ちです。
ハッピーマネー 本田健さん
どうですか、このタイトル「ハッピーマネー、一瞬で人生を変えるお金の秘密」。
胡散臭いですね(笑)。
いやすみません。
でもこれが本当に、嘘偽りのない私の第一印象です。
以前たまたま小さな本屋さんに立ち寄りまして、手に取りましたが買いませんでした。
理由は、
- 胡散臭い
- なんか文章が日本人ぽくない(訳されたものか?)
- 目次の「『Happy money』の流れを手に入れる、たった一つのコツ」というところを立ち読みしてしまった
です。
私最初は、外国の方が書かれたのかと思いました。
それもそのはず、この本田健さん、この「Happy money」は最初に英語で書かれたとのこと。そして海外で出版されたのだそうです。
それを日本語にわざわざご本人が訳し直しているので、なんとなく訳された日本語みたいな感じがしたんですね。
まぁ確かに異色な本です。
『Happy money』の流れを手に入れる、たった一つのコツ
で、この部分なんですけれども、結論から真っ先に書くと「心から感謝すること」という、ただそれだけ。
うーん。
何じゃこりゃ?
と思って、その時は本を買わなかったわけです。
- お金は流れるものである
- お金はエネルギーである
- 感謝という気持ちが磁力のようにお金(エネルギー)を引き寄せるとかなんとか。
うん、そういうもんですか、と本を書棚に戻して帰宅しました。
その後、すこしうちの嫁とこの本の話をしたところ、嫁もこの本を知っていると!
「え、なんで!?」と聞いてみると「なんかネットで情報を見たよ、日本人が作家らしいんだけど、英語でも出版されてる」というではないですか。
そりゃなんだかおもしろい、と思ってしまったのが、まんまとこのマーケティングの戦術にはまってますよね。
なんかこう逆輸入的な。
それで結局気になってしまって購入です。
ハッピーマネーとは
感謝するのは確かにいいことです。
そういわれてみると、確かにお金を使う時に感謝の気持ちを持つなんてしたことなかったな、と気づかされました。
こんなに身近にあって、毎日のように使い、無いと正直現代社会で生活すらできない。
こんなに生活に密着しているのに、こと「お金」となる、あまりポジティブな感情を持ってこなかったことに気づいたのです。
もちろん、給料日はうれしい。ボーナス支給日もウキウキする。
臨時収入、くじとか現金プレゼントなんて当たったら、超ラッキーとか考えますよね。
ただし、使う時はどうでしょう?
日々使う。お店でお買い物をし、支払う。何かの引き落としが銀行口座で行われた尾を確認する。こういう時どんなことを感じてましたか?
私は、「無」でした。能面のように。
ないしは時折苦々しい気分。
まーた支払いか、という時にはネガティブな気持ちにすらなっていたものです。
読了後「なんかちょっと、これでいいのかな」と感じるきっかけになったのが、この本でした。
お金はエネルギー
この本の中で、本田さんのメンターであったという竹田和平さん。
日本の実業家で、あの「タマゴボーロ」の会社の社長さんだった方です。残念ながら、2016年にお亡くなりになっておられますが、日本のウォーレン・バフェットと言ってもいいほど、偉大な方であったようですね。
この方が本田さんに言われた言葉、次のような感じであったと。
「お金というのはエネルギーで、それ自体はいいも悪いもない。だから、人間という“磁石”にエネルギーは引き寄せられていく。
善人で磁石のようにお金を集める人もいれば、悪人でも磁力があって、エネルギーを集められる人もいる。
お金というのはパートナーと同じで、いい人にも悪い人にも引き寄せられていくんだ」
これが、正直この本田さんの本の中で、心が一番動いた場所でした。
そして確かにお金だって、いい人、一緒にいて気持ちのいい人のそばに居たいと、思うのではないだろうかとはたと思いいたったわけです。
私が悪いひとでも、磁力があればいいのかもしれませんけどね(笑)。
ハッピーマネーに“感謝”
そこで今、我が家でプチブームになっているのが、「どんな支払いの時もお金に対してありがとうと言うこと」です。
これね、すごいんですよ!
これを心の中で言いながら支払いをすると、本当に笑みがこぼれてくるんです。
本当に自発的に、とてもいい気分になるスマイルがわいてくるんですよ!
嘘だと思うなら、ちょっと試してみてください。本気でいい気分になれますよ!
そして、支払いとして出ていくお金に、「この店員さんや店員さんの働く会社の皆さんをハッピーにしてあげてくださいね」、と一言添えます。
これがなんとも気持ちいいです。
私たち夫婦は、国は違えど、以前小売業で働いていました。
これご経験のある方も多いと思いますが、本当にきつい時がある。
お客さん(もちろん全部じゃないですが)の中には、ミスを誘発させて謝罪をさせよう、怒鳴ってストレスを発散しよう、そしてなんかもらえたらラッキー、という心持で買い物している人も少なくないんです。
なので、レジのところで働いてる方とか、結構な緊張やプレッシャーの中で仕事されてる方も多いんですね。最近はマスク関連で、疲弊しきったドラッグストアの店員さんのつぶやきも話題になってました。
そんな中で、心からのありがとうを言いながら微笑んでいるお客さんが来たら、どんな気分になるか。そしてその後どんな接客をしてくれるか。
彼らが驚き、ときに(いい意味で)ショックを受けて、心からの「ありがとうございました」や「またお越しくださいませ。」を言葉にしてくれる。それを目の当たりにした瞬間、少しでも何かに貢献できている、そういう実感はわきます。確実に。
正直、お金エネルギーが、自分のところにぐんぐん回ってきているとかいう実感はないです。今のところ。
でも、日常のお買い物をするという、ただそれだけの行為で、めっちゃハッピーになっていることだけは、今100%断言できます。
すごいですよ、この“ハッピーマネー感謝効果“。
そして、もうひとつ。
そうやって購入した物品の、使用時に感じる幸福度もまた半端ない。
例えばお肉を買って焼き肉をするとき、多分1.25倍~1.5倍(当社比)くらい、もっとおいしく感じます。ほんとに是非、試してみてください。
まとめ
「感謝とストレス軽減」に関する研究は多々あります。
なので、祈りや瞑想が“感謝”と同義に語られ、ストレス発散の一つの方法として紹介されているのを見たことがあります。
このへんおそらくなんですけれども、潜在的に人はお金を使うことが好きです。そして多かれ少なかれ、消費によってストレス発散やリラックスの感覚を得ている。
これ調べると、ネガティブな情報しか出てこないんですよね。そんな否定的に捉えなくていいじゃん。。。別に無駄なもの買ってんじゃないんだったら、消費は悪いことでもないのにさ。
ま、ともあれ。
ここ(お金を払うという行為)に、感謝の気持ちを重ね合わせてみてはいかがかと。それが、支払いの時「ありがとう」という心持ちなのではないかと思うのです。
それが、お金を使うことのストレス発散(適切なものに払うなら、消費は全く悪ではないですよね?)と、感謝の気持ちを持つことによって得られるシナジー(Synergy=相乗効果)ですよ。
たぶん2倍増しくらいでハッピーになれます。
これね、ほんとにすごい。
なので、お金を払うその瞬間、」「ありがとう」と思ってみてください。そしてあなたが何を感じているか、心を観察してみてください。
きっとね、めっちゃ気持ちいいですよ!
そしてそれは、信じられないくらいのハッピーを、目の前のレジ係の人にもたらしてますから。
まさにWin-winです。
もう一度言いますけど、すごいハッピーになれますよ!
今日も読んでいただきまして、ありがとうございました。
皆さんが、何気ない毎日の行動から、ハッピーになっていけますように!